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量子情報の体系的な理論を構築するために,本研究室では,以下の研究を進めている.
1. 量子計算理論の研究.
この課題には,計算機科学的方法が主となる,量子計算量,
量子アルゴリズム,および,量子力学的方法が主となる,論理素子の量子論,量子誤り訂正符号などの研究が含まれる.
2. 量子情報理論の研究.
この課題には,量子エントロピー,量子通信路容量,エンタングルメント,量子推定,量子テレポーテーション,量子暗号などの研究が含まれる.
3. 量子測定理論の研究.
これは,従来の開放系の量子力学を発展させ,開放系の過程で出力される情報を考慮することから生まれる,新しい理論体系であり,不確定性原理を正しく表現し,量子力学を情報理論と融合するために不可欠な理論である.
これらの研究を進めるために,関数解析学,非可換確率論,情報理論,超準解析学,計算量理論,暗号理論などの数学理論や,量子力学,量子光学,統計物理学などの理論物理学の知識や手法が使われ,新しい数学,物理学,情報科学の創造を目指している.