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ワークショップ情報

第15回ワークショップ

【投稿日】2010.12.8

概要

若手研究者の方々の活発な研究の様子がうかがえ、参加者の興味の高さもうかがえ、大変良いワークショップとなりました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。

日時: 2010年12月8日㈬ 15:00−17:30
場所: 青葉山キャンパス 情報科学研究科棟 5階小講義室
テーマ: 複雑ネットワーク研究の最前線!
若手研究者が語る数理解析の展望
概要: 2010年12月8日㈬に青葉山キャンパス・情報科学研究科棟5階小講義室において開催いたしました。

プログラム内容

14:40

開場


15:00−15:45

井手 勇介 氏(神奈川大学工学部)

講演題目

しきい値モデルの固有値解析とその応用

概略

しきい値モデルは、各頂点にランダムな「重み」を割り当て、「異なる 2頂点はその重みの和がしきい値を超えたときのみ辺で結ばれる」というルールで構築されるランダムな単純グラフである。このモデルは、次数分布がベキ分布に従う(スケールフリー性)場合があるなど、様々な注目すべき性質をもつ.本講演では、しきい値モデルの隣接行列およびラプラシアンの固有値・固有ベクトルの解析とその応用例を紹介する。


16:00−16:45

長谷川 雄央 氏(東京大学大学院情報理工学系研究科)

講演題目

ユークリッド格子から遠く離れて: Nonamenable GraphとComplex Networkの相転移現象

概略

従来、統計物理で用いられてきたユークリッド格子と大きく異なるトポロジーを持つグラフの上で多自由度数理モデルを考えた時、どのような相転移現象が期待されるのか?
本講演ではnonamenable graph、complex networkという二例について、ユークリッド格子系では見られない、新しい型の相転移が起こる様子を紹介する。


17:00−17:20

尾畑 伸明 氏(東北大学大学院情報科学研究科)

問題提起

ランダム成長、階層構造、スペクトルモデル

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