松本 ディオゴ けんじ (早稲田大学)「Travel groupoid の性質とグラフの関係について」
Travel groupoid は測地グラフ(任意の二頂点間の最短パスが一意に定まるグラフ)の代数的定式化の研究を通じて,2006年に Nebeský により導入された代数系である.本講演では,travel groupoid の紹介と既約な travel groupoid に関する講演者の最新結果について述べる.また可能であれば travel groupoid の応用の可能性についても述べる.