組合せ論セミナー
第30回 2012年11月13日 15:00〜16:30
冨江雅也(盛岡大学)「Permutation Patternの半順序集合論的側面について」
置換にある種の制限をつけ数え上げ組合せ論的考察を行うPermutation Patternと呼ばれる分野についてお話します。この分野はKnuth(1968年)およびSimion Schmidt(1985年)によるPattern Avoiding Permutationsの数え上げを初めとして、Lattice PathおよびSet Partitionなど様々な組合せ論的対象との対応が知られています。本講演ではこれらの先行研究を紹介し、半順序集合の視点から眺めたときに得られた結果についてお話したいと思います。