ライブレポート
「2004ツアー シフクノオト」



ミスチルのライブ「2004ツアー シフクノオト」 (7/3、グランディー21、仙台) 行って来ました。先行、一般販売とどれもチケットが手に入らずに、 最終的にオークションでの購入となりましたが、 本当に行って良かったと思えています。 今回、初めてミスチルのライブに行きました (ライブ自体、行くのも10年以上振りです)ので、全てが楽しみでした。 今回は、アルバムもシングルも出て、 また桜井さんも復活した後のはじめての全国ツアーだったことから、 是非とも行きたいという強い気持ちでした。
会場に着く前は、ライブが始まったらどういう自分がそこにいるんだろうか、 と思っていたのですが、登場した時には、同じ場所にいるんだ・・・ と泣けそうになりました。 今回はスタンドCブロックという後ろの方の席だったので、 双眼鏡も使いながらの参加でしたが、思ったより遠くなかったです。 さて、ライブの内容ですが、 「PADDLE」、「イノセントワールド」、「蘇生」は、 みんなで歌うシーンがあり会場が一体化して盛り上がりました。 アルバム「シフクノオト」からの曲はアレンジはCDのままでした。 その他の曲の幾つかはアレンジを変えたものがあって、 とくに、「口笛」はアコースティックなアレンジが印象的で、 埋もれかけていた曲が新たに蘇った感じがしました。 最後のキーボードの部分は、桜井さんのギターと"口笛"で、 今でもその場面が思い出されます。 「Image」も印象的でした。 「Image」の始まる直前にオーロラビジョンに「close your eyes」 というメッセージがでたので目を閉じたわけですが、 何が始めるかと思ったら「Image」が始まりました (歌詞の最初をみると分かります)。 生で聞く桜井さんの歌声は感動的でした (別にミーハー的なファンではないので、誤解なく)。 「花言葉」、「タガタメ」、「Sign」、特に良かったです。 アンコール1曲目の「Mirror」はライブならではの特別バージョンでした。 ♪窓際に腰を下ろしてフォークギター鳴らしては♪というところを ♪仙台に腰を下ろしてフォークギター鳴らしては♪に変えて、 ステージ上の何かに腰を降ろして歌ったりもしました。 また、最後、桜井さん、むせて1フレーズやり直したりもしました。 田原さんの鉄琴(?)も良かった。 曲の流れも乗りの良い曲と聞かせるバラードとうまくまとめていたような気がして、 あっという間の2時間半でした。 以下、当日の曲のリストです:

終わりなき旅、光の射す方へ、PADDLE、イノセントワールド、〜MC〜 花言葉、抱きしめたい、口笛、Pink〜奇妙な夢、血の管、掌、ニシエヒガシエ、 Image、overture〜蘇生、youthful days、くるみ、天頂バス、HERO、 〜encore〜Mirror、タガタメ、Sign

会場の雰囲気ですが、ちょっと大人しい感じでしたが、アリーナが一体となり、 盛り上がってました。 お客さんは中学生・高校生から年配の方まで層はさすがに広かったです。 残念なのは、出だしの方は音響のボリュームが小さかったのと(途中から 大きくなりました)、 MCが少なかったことです。もっと話をしてくれても良かったと思っています。 (ミスチルのライブ関係の掲示板をみると、 何箇所か参加された方の感想として、3日の仙台は盛り上がったライブ だったそうです)。
今回、初めてグランディー21に行ったのですが、交通の便が悪い。 最寄のJRの駅は「利府」でそこから会場までバス(通常10分)があって、 昨日は臨時に3台用意してましたが、会場までの道が渋滞して、 3台ではピストン輸送が出来てませんでした。 結局、電車が付いてすぐに乗れなかった人はバスを永遠に待つことになりました。 30分まってもバスが戻ってこなかったので、タクシーを待ったのですが、 タクシーも居なかったのでバスかタクシーかどちらに並ぶべきか迷っていたのですが、 バスを待ちきれずにタクシーに並び結局開演25分まえにタクシーに乗れて、 会場には10分前に着きました。タクシーの運転手にとにかく急いで欲しいと頼んだら、 本当に小さな裏道(民家の裏道みたいなところも通ったな) を使って渋滞に巻き込まれないように行ってくれました。 良い思い出になりました。
こういう状態だったので、帰りの時間も気になって、最後の曲が終わったら すぐに出たので、余韻も楽しめなかったし、グッツもゆっくり見て買えなかったし、 会場周辺もゆっくり見ることも出来ずに慌しいライブでしたが、 それでも、本当に参加してよかったと思えるライブでした。 会場に居るときよりも、戻って来てからの方が感動しているような感じです。
ライブに来た人のほとんどの人が気付いたと思いますが、 ライブが終わったあとに会場を出たら目の前に大きな満月が出迎えてくれていて、 とても印象的で、満月ともに会場を後にしました。

(2004年7月7日)



<座席付近の画像>

(9月22日に画像を追加、当日はデジカメの持ち込みは禁止だったので、 後日撮影したものです)

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