日程:2015年5月8日(金)~9日(土)
会場:東北大学 情報科学研究科棟 2階 大講義室 アクセス
主催:東北大学 大学院情報科学研究科 純粋・応用数学研究センター
共催:東北大学 大学院情報科学研究科
世話人:宗政昭弘、原田昌晃、島倉裕樹、田中太初(東北大学)
印刷用 PDF ファイル(2015年4月6日更新)
講師(50音順)および講義タイトル:
須田庄(愛知教育大学)、アダマール行列の不偏性およびその一般化とアソシエー ションスキームの分割について
千吉良直紀(熊本大学)、Rudvalis 群について
徳重典英(琉球大学)、L-systemについて
時間割:
5月8日(金)
5月9日(土)
9:30−12:30
須田庄
14:00−17:00
徳重典英
千吉良直紀
17:30−19:15
(懇親会)
懇親会:参加申込を締め切りました(4月27日)。
開催の主旨: 大学院生や若手研究者の今後の研究課題の探索を主な目的としたチュートリアル形式の講義からなる勉強会を開催する。 代数的組合せ論から幾つかのテーマを決めて、 講師としてその専門家を招へいし、 各講師に2、3時間程度の講義をして貰う。 その内容は、 大学院生などの今後の研究課題の探索を主な目的としているが、 大学院生らに限らずに研究者の参加も意識してそれぞれの最先端の研究の紹介までたどりつくようにする。
講義概要:
徳重典英: 交差性に制限を持つ極値集合論の重要な問題の多くは、 L-systemの問題として記述できる。L-systemに関する 基本事項、構成法、未解決問題等について、代数的な 手法を含むいろいろなアプローチを紹介する。
千吉良直紀: 散在型単純群の1つであるラトヴァリス群Ruはランク28の複素格子を用いてその性質を調べることが出来る。この格子を用いてRuに関連するグラフや幾何構造、 関連する部分群などについて解説する。
須田庄: アダマール行列の不偏性に関連する組合せ構造を紹介する。 特にアソシエーションスキームおよびその分割に関連がある例を解説する。
第1回代数的組合せ論「仙台勉強会」は 東北大学・大学院情報科学研究科 による支援を受けております。