数学を使おう!フォーラムで楽しくお話してみませんか?

ワークショップ情報

第3回ワークショップ

【投稿日】2008.3.14

概要

雨模様の中、多くの方にご参加いただき、お蔭様で無事に終了しました。

日時: 3月14日㈮ 13:00−15:45
場所: 青葉山キャンパス情報科学研究科2階中講義室
概要: 2008年3月14日13:00−15:45 青葉山キャンパス情報科学研究科2階中講義室にて開催されました。この度、応用数学連携フォーラムは国際高等融合領域研究所内に事務局を設置することとなりました。それを記念して、はじめに国際高等研究教育院 井原聰院長からご挨拶をいただきました。

プログラム内容

13:10−13:40

赤間陽二 (理学研究科 准教授 WEB

講演題目

不思議な対称性と双対性: 準結晶とタイル張りから

概略

(準)周期性という(特異な)対称性は美しいのみならず、結晶学・タイル張りで近年重要ですが、それら準周期性の数学モデルをフーリエ解析的近似理論は与えています。その双対理論により準結晶の回折パターンなどを説明し、準結晶・準周期タイル張りの対称性の数学的基準を与え、準周期性を利用した計算を展望します。


13:40−13:55

討論


13:55−14:35

渡辺正夫(生命科学研究科 教授 WEB )、
諏訪部 圭太(生命科学研究科 日本学術振興会特別研究員)

講演題目

高等植物の生命現象とその背景にある遺伝子発現
--大量の遺伝子から、どの遺伝子がその生命を制御しているのかを探る--

概略

植物に限らず、生命現象を全て数式で表せるレベルにはほど遠い。 赤血球、大腸菌のように単純な系であれば、シミュレーションで遺伝子機能を考えることができるレベルまで来ている。しかしながら、ほとんどの生物、植物ではこの様なことは不可能であり、特定の生命現象に目をつけ、そこでどのような遺伝子が機能しているのかを探らなくてはいけない。 1990年代からふくれあがった遺伝子研究の歴史をふまえて、現状として問題となっている大量の遺伝子データから、どの遺伝子が重要かを決めることの問題点を提起する。


14:35−14:50

討論


14:50−15:30

照井伸彦(経済学研究科 教授 WEB

講演題目

ベイズモデリングによるマーケティング戦略

概略

企業が保有する情報を活用してビジネスやマーケティングに応用することは現代ビジネス戦略上の急務である。これら大規模情報から個人ごとのマーケティングを実践するOne to Oneマーケティングあるいはカスタマイゼーションを実現する統計モデリング技法として、MCMCを用いたべイズモデリングの考え方と適用例を紹介する。


15:30−15:45

討論

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