【投稿日】2008.5.30
34名程の参加者があり、無事に終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございます。次回の参加もお待ちいたしております。
日時: | 5月30日㈮ 15:00−17:30 |
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場所: | 青葉山キャンパス学際科学国際高等研究センター大セミナー室 |
概要: | 2008年5月30日15:00−17:30 青葉山キャンパス・学際科学国際高等研究センター大セミナー室において開催されました。 |
15:00−15:50
中山雅晴 氏 (東北大学病院 メディカルITセンター・循環器内科)
バイオインフォマティクス入門
ゲノム、転写産物、蛋白質、代謝経路など膨大な生物情報を網羅的に解析する手法が求められている。そのツールとなるバイオインフォマティクスについて、基本的な概念を説明するとともに、今後臨床医療へと役立てるために何が必要かを考察する。
15:50−16:10
自由討論
16:10−17:00
土谷隆 氏(統計数理研究所)
凸最適化の情報幾何と多項式時間内点法 (講演資料)
この10年余りのあいだに線形計画問題を拡張した凸錐上の線形計画問題が多項式時間内点法で理論的にも実用的にも効率良く解けるようになり、制御、機械学習、信号処理、統計科学、計算機科学等の諸分野において、モデリングや解析のための強力な手法として研究されている。本講演では、凸錐上の線形計画問題に対する内点法を、情報幾何という微分幾何的な立場から論じ、「計算複雑度」という計算の世界の複雑さを「曲率」という図形の複雑さと定量的に結び付けることを試みる。「モデリング・数理・アルゴリズム」の世界が互いにさまざまな形でかかわりあっていることを伝えたい。
17:00−
自由討論