【投稿日】2008.8.1
日時: | 8月1日㈮ 15:00−17:30 |
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場所: | 青葉山キャンパス学際科学国際高等研究センター大セミナー室 |
概要: | 2008年8月1日15:00−17:30 青葉山キャンパス・学際科学国際高等研究センター大セミナー室において開催されました。お忙しい中、多くの皆様にご参加いただき、また、アンケートにもご協力いただきまして、ありがとうございました。今後の活動に活かして参りますので、次回以降の参加もお待ちいたしております。 |
15:00−15:50
岩崎 俊樹 氏 (東北大学・理学研究科 WEB )
カオスと気象予測
「来年(2008年)は気象庁が数値気象予測(数値シミュレーションを利用した気象予測)を開始して50年目に当たる。当初、数値予報結果は予報官にほとんど見向きもされなかったが、今日では、気象予測のための基盤業務となっている。気象現象の精密な再現のためには、もちろん、数値シミュレーションモデルの不断の改良が不可欠である。併せて、カオス的な振る舞いをする大気の予測可能性を考慮して、観測システムの最適化、高度なデータ同化手法の開発、アンサンブル手法の改善などを図る必要がある。
15:50−16:10
自由討論
16:10−17:00
赤松 隆 氏(東北大学・情報科学研究科 WEB )
交通ネットワーク流の数理:
渋滞のない世界は実現できるか? (講演資料)
交通ネットワーク・フローの予測・制御問題は、工学・経済学・ゲーム理論・計算機科学・物理学等々、様々な分野の知見が交錯する場であり、多彩な数学が活用されている。本講演では、まず、交通ネットワーク流記述のための代表的な数理モデルを解説し、次に、情報通信技術の発展に伴い可能性の見えてきた新しい交通流制御(混雑管理)方策を紹介する。
17:00−
自由討論