【投稿日】2010.10.20
日時: | 2010年10月20日㈬ 15:30−17:30 |
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場所: | 青葉山キャンパス 情報科学研究科棟 2階 大講義室 |
テーマ: | ネットワーク科学の新パラダイムを求めて「グローカル制御」の展望 |
概要: | 2010年10月20日㈬に青葉山キャンパス・情報科学研究科棟大講義室において開催いたしました。 今回は「グローカル制御」という新たな研究に注目しました。 |
15:00
開場
15:30−16:15
原 辰次 氏(東京大学)
大規模動的ネットワーク系の統一的表現とシステム解析:”グローカル制御”の実現に向けて
”グローカル制御”の実現には、大規模動的ネットワーク系に対する新たなシステム理論の確立が不可欠である.本発表では、まずそのようなシステムを統一的に扱うための表現の一つとして提案した「一般化周波数変数を持つ線形システム」を紹介し、安定性やロバスト安定性などのシステム解析の幾つかの結果を応用例を交えて示す。
16:30−17:15
井村 順一 氏(東京工業大学)
大規模複雑動的ネットワーク系の制御のための低次元化
大規模複雑ネットワーク系の制御系設計を行うには、その数理モデルを低次元化することが不可欠である.本講演では、発表者のグループで最近開発している2つの低次元化法、すなわち、反応拡散構造に基づく低次元化法と特異摂動法による低次元化法について、それらのポイントを簡単に紹介する。