ひとりごと (2012)

このページでは最近のひとりごととして、そのときに思っていることを
書いたりしたいと思います。いわゆるブログです。
(見ていただき、どうも、ありがとうございます)

ホームページ Return to

「さいたまスーパーアリーナ」(2012年12月29日)
さいたまスーパーアリーナで開催されたミスチルのライブに行って来ました。 アリーナの10列目は、やはり近かった。 いつもスクリーンを見ていることが多いが、 とにかく肉眼で何でも見られる。 楽しい体験をさせて貰いました。 ライブの内容も、 今までにライブでは行なわれていなかった(昔の)曲も多く披露されて、 昔からのファンにはたまらないものではなかったかと思います。 2時間半位のライブでしたが、座るのはもったいない席だったので、 ほぼ立ちっぱなしで、今朝は筋肉痛です。 山形に戻ったら詳しいレポートを書いてみたいと思います。

「ダウン」(2012年12月24日)
この冬は体調不良が続いていて、とうとうダウンしてしまいました。 20日に出張を1日早く切り上げて戻って来て (旅費担当の事務の方にはご迷惑をお掛けしてしまいました)掛りつけの病院に。 やっとまともな生活を過ごせるようになったところです。 今後も出張が多くて、少々不安な状況です。
28日のさいたまスーパーアリーナ−でのミスチルのライブチケットが届きました。 なんと、アリーナ10列!! ちょっと端っこの方ですが確実に肉眼で見られる距離です。 大きな会場なのでかなり嬉しいはずですが、 体調不良でテンションが上がりません。 ライブまでには体調を整えないと。

今回のツアートラックです。 週末の名古屋のライブに参加した友人より送って貰いました。 さいたまスーパーアリーナはツアートラックは屋内に駐車するということなので、 今回、直接見ることは出来ないみたいです。

「大雪・・・」(2012年12月9日)
全国的に天候が荒れている様子ですが、 ここ山形市でも、昨晩からの雪で今朝は真っ白な雪化粧に。 子供達は大喜びで朝から遊んでいますが、 今年も動きが制限される憂鬱な季節になってしまったことを実感。
話は変わって、7日は、 ゼミが終わってゼミ生達と雑談をしていたときに地震が。 揺れはそれほど大きくなかったですが、長かったので少々怖かった。 本棚の上に仮置きしていたブックエンドが落ちて大きな音に。 大地震の後に不必要に上に物を置かないことにしたはずなのに、 少しずつ忘れてしまっている現実を目の当たりに。 改めて防災について考えなければと思ったところです。 NHKのアナウンサーの津波からの避難の呼びかけ方、 緊迫感があり非常に良かったと思います。

「第6回、第7回JST数学キャラバン」(2012年11月29日)
24日にも紹介しましたが、 JSTの数学領域(数学と諸分野の協働によるブレークスルーの探索研究領域) の活動の一環として、第6回JST数学キャラバン 「拡がりゆく数学 in 福島 〜数学はどんな形で社会で役立つか〜」 (公式ホームページ )、 が1月5日にコラッセふくしま(福島市)を会場にして、 第7回JST数学キャラバン 「広がる数学III in 岡山」 (公式ホームページ )、 が1月13日に岡山国際交流センター(岡山市)を会場にして 開催されます。 今回も、高校生以上の方を対象として 「数学はどんな形で社会で役立つか」をお伝えするために企画されています。 お近くの方、是非、ご参加下さい。 今回も講義を担当することになりましたので、 前回の千葉での第5回JST数学キャラバンでの講義をベースに、 改良および発展させた内容で話をしたいと思います。

岡山は自分の出身地なので、母校の生徒さんも聞きにきてくれないかと、 他の場所での講演よりも少しだけさらにワクワクしています。 5日に福島で、13日に岡山でと 連続での移動のために体調を整えておかないといけません。

「Mr.Children・ニューアルバム」(2012年11月28日)
Mr.Children のニューアルバム「[(an imitation) blood orange]」 が本日発売されました。 昨日、手に入れて早速聴きまくっていますが、 メロディアスな曲が多いというのが、今時点での感想です。 まあ、ファンとしては新しい音源が楽しめるのは幸せなことだと思います。 アルバム発売と同時にアリーナツアーも発表されました。 今回は、 震災前に企画されていたアリーナツアー以来の久々のアリーナツアーなので、 ドームや野外のツアーが開催されない大都市以外での地域の開催も多く、 また仙台と盛岡も会場になっていますので、どちらかには参加したいと思います。

「プラレールアドバンス」(2012年11月24日)
我が家の子供達は上も下もプラレールとトミカが大好きで、 上は女の子で小学校2年生になったのですが、 弟と一緒によく遊んでいますし、新しいものをねだられます。 ところで、プラレールアドバンスってご存じですか? 簡単に説明すると、プラレールを進化させた、 Nゲージの子供版という雰囲気のもので、 プラレールのレールの両側の溝を使って列車の模型を動かすというものです。 プラレールの車両はお世辞にもホンモノとは言えないようなものですが、 このアドバンスの車両は結構ホンモノの迫力が感じられます。 最近、子供のオモチャとして初めて買ってみたのですが、 私まで魅了させるような結構なもので、すでに5セットの列車が我が家に。 しばらくは、はまりそうです。 レールはプラレールのものを使うので、コストの点では助かります。

話は変わって、 27日にはJSTの数学領域のさきがけ3期生の成果報告会があります。 2期生の私はポスター発表で参加します。 去年の自分の成果報告会からあった言う間の1年でした。 来年の1月末の領域会議でこの領域でのさきがけの活動が終了ということのようです。 領域での活動の一環として、 1月5日に福島で第6回JST数学キャラバン「拡がりゆく数学 in 福島」にて、 1月13日に岡山で第6回JST数学キャラバン「広がる数学III」 にて高校生・一般向けに講演をします。 JST数学キャラバンは、今年度終了までに7回開催される予定で、 その内、世話人を1回、講演を4回行うことになるので、 この活動では積極的な貢献が出来たのではないかと自己評価しています。

「石巻の石ノ森萬画館の再開」(2012年11月18日)
宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」 が震災から20ヶ月経ってやっと再開したということです。 春に石巻まで行ったときにはまだ休館中で、 被災した建物を覆うベニヤ板は、 そこを訪れた人たちの熱い再開へのメッセージで埋め尽くされていたのを印象的 に覚えています。 震災から20ヶ月が経過し、 その場にいないからか復興の進展がなかなか感じられない。 一歩ずつで良いので前に進んで行って欲しいです。
この時期には、 今年度後半の3月までに開催される研究集会の情報がほぼ全て分かる訳ですが、 参加してみたい研究集会が幾つもあり、 またそれ以外の出張業務もあったりで、 どれを優先させるか考えなければいけなくなりました (出張に行く体力と使える旅費もそれほど残っていない現状も結構ピンチ)。 ここ数年、可能な限り幅広く出掛けることを心がけて来ましたが、 初心に戻ってやるべきことをやる、という方向に戻ろうかとも考えてみたり。

「位数32のアダマール行列の分類」(2012年11月7日)
未解決であった位数32のアダマール行列の分類が Kharaghani と Tayfeh-Rezai によって完成したとのことです。素晴らしい! その同値類の個数は 13710027 個。 分類結果は基本的な結果なので、 今後、この結果を用いて新しい何かがあればと思っているところです。
さて、先週末は久々に風邪でダウンしてしまいました。 月曜日と火曜日は、 さきがけ3期生の浜野さんを2期生の春名さんと一緒に訪問。 今回初めて、東大の本郷キャンパスに本格的に行きました。 まだ、体調が万全ではないのですが、 金曜日から名古屋に出掛けないといけないので、 とにかく体調を復活させなければ。

「Distance-Regular Graphs」(2012年10月25日)
Brouwer、Cohen、Neumaier による名著「Distance-Regular Graphs」 が Paperback となり復刊されました。 手元に置いておきたい本の1つだったのですが、 院生の頃には既に絶版になっていたのではないかと思います。 早速、注文をしたところです。

「ミスチルツアー[(an imitation) blood orange]」(2012年10月24日)
本日、ミスチルのツアー[(an imitation) blood orange] のファンクラブ先行の抽選結果の発表があり、12月の埼玉公演、当選しました。 久々のミスチルのライブ、楽しんで来ます。 ファンクラブ2口の内の1口のみの当選でしたので、なかなか、 厳しい競争率です。 今までの経験から、 ファンクラブ先行で落選するとチケット争奪戦に苦戦してしまうことが多かったので、 一安心です。

「Facebook 始めました」(2012年10月22日)
やっと、科研費の書類を書き上げることが出来ました。 かなりの書き直しを繰り返して、 満足出来る内容までに仕上ったと思いますので、一安心です。 事務によるチェックをして貰っている間に最終チェックをしたいと思います。
少し前から Facebook を始めています。 ずっとありがたさがほとんど分からず、 積極的に Facebook 上で何かをすることはほとんどなかったのですが、 先日、花*花のお二人にメッセージを送ることが出来たりして (お二人ともからお返事をいただきました!)、 ようやくありがた味を実感することが出来ました。 返事を貰えたのは、かなり嬉しかったりします。

「理学部公開講座」(2012年10月20日)
15日と16日に筑波大で「組合せ構造の遺伝子情報解析への応用」 というタイトルの(小さな)勉強会を開催しました。 色々と勉強になる話を聞くことが出来ました。 講演をしていただいた皆様に感謝します。 さて、 今日と明日、理学部公開講座「楽しい数学」が開催され、 トップバッターで講義をします。 今日と明日は大学祭も行われており、 10時過ぎの今の時点で、すでに、 学生バンドの演奏など、にぎやかになってきています。
科研費の申請の時期になりました。 挑戦的萌芽研究が今年度で終了するので、提出書類を作成しています。 今年は準備が遅くなってしまったので、 ここ数日、使えるだけの時間を使い、集中して作成していますが、 2年前に申請したときよりも、良い書類になっていない気がして、 何度も何度も直しているところです。 たとえ採択されなくても、 審査員に何をどのような気持ちでやりたいかが伝わるような 書類が書けるまで、学内の〆切までのあと数日、 挑戦してみます。

「ハライソ/花*花」(2012年10月12日)
花*花の活動再開後の2010年に発売された7曲入り(ミニ)アルバムです。 ゴスペルの雰囲気も感じられるアップテンポの曲もあり、 ゆったりとしたピアノバラードもあり、 二人のハーモニーが作る、これぞ花*花の世界という感じに仕上っています。 お気に入りは「キャンディ」、「いつも心に花を持て」、「ただひたすらに」。 この前のライブで、 「キャンディ」は2人が交互にボーカルをとるのですが、 ピアノも交互にボーカルでない方が弾いていると言ってました。 昔、花*花を好きだった方、お薦めします!

「Lattices and Codes」(2012年10月8日)
code と lattice に関する非常に良い教科書である Ebeling 著の「Lattices and Codes」の第3版が出版されました。 まだ手元に届いていないのですが、 第2版での間違いの訂正だけでなく、 Leech lattice の一意性の証明や Nebe による72次元の extremal even unimodular lattice の構成についてもコメントされている様です。 第2版は絶版となっていましたので、 購入したい方はこの機会にいかがでしょうか。
高畠ワイナリーのある置賜(県南)に出掛ける用事があったので、 ついでに、昼前に再び高畠ワイナリーに。 昨日は花*花のライブと人がいっぱいで、ほとんど食べ物も買えなかったので、 今日はそのリベンジも兼ねて。 会場に入って、目に飛び込んできたのが、 芝生にまったりと座ってワインを楽しんでいる花*花のお二人。 まさか今日いるとは思っていなかったので、驚きました (気付いている人は少なかったみたいです)! 帰り際に少しお話をすることが出来、 今日は夕方の飛行機で戻るので、 それまではゆっくりワインを楽しむとのことでした。

「花*花、登場!(高畠ワイナリー収穫祭)」(2012年10月7日)
山形県の高畠にある高畠ワイナリーでの収穫祭のイベントの一つのミュージックライブに 「花*花」の二人が登場するということで、愛犬も一緒に家族でで行って来ました。 大ヒット曲「あ〜よかった」、「さよなら 大好きな人」や 活動再開後に発表したアルバムから 「キャンディ」、「いつも心に花を持て」など 約1時間ほどのステージでした。 二人だけのパフォーマンスでしたが、 その歌唱力とキーボードのテクニックで、パワフルなライブとなりました。 関西の二人、MCも笑いを取りながら、会場を良い雰囲気にしていました。

ステージ終了後には、 アルバム販売+サイン会になりましたので、 サインも貰い、写真も一緒に撮ってくれましたので、思い出になりました。 気さくな二人で、控室に戻る際に少し話をすることが出来て、 (我が家の愛犬も一緒に参加したのですが) 我が家の愛犬の名前とおのまきこさんの愛犬の名前が同じことも判明!
今日は、凄い数の人でしたが、 幸運にも前のイベントの終了後に最前列を確保することが出来、 目の前で見ることが出来ました。 たまたま会場に居たワイナリーの社長さんと話をする機会があったのですが、 これだけのミュージシャンだと会場のキャパを超えてしまったので、 来年からは整理券を配らないとダメかなとも言ってました。 素晴らしいミュージシャンを呼んで貰ったことに感謝。
「花*花」が活動再開をしたことを 私だけでなく多くの方が知らないのではないかと思います。 しばらくは地道な活動になるのかもしれませんが、 「花*花」は、またブレークすること、間違いないので、応援したいと思います。 でも、もしかすると、本人達は、ブレークすることよりも、 自分達のやりたい音楽を続けることを重要視しているのかもしれません。

「アナログからデジタルへ」(2012年10月2日)
唐突ですが、多分、我々の世代は、 色々なことがアナログからデジタルへの移行して来たことを 実感している世代だと思います。 例えば、学術雑誌もほとんどが電子化されましたし、 多くの雑誌の論文投稿は、 投稿から出版までがウェブでシステム化されています (研究を始めた頃の約20年前には考えられなかったことです)。 確かに色々なことが便利になっているのは確実です。 しかし、心配している点も少しあって、 デジタル移行によって大切なものが失われていないか、 自分が移行にちゃんとついて行っているのか。 何でも簡単にネットですぐに調べられるのはありがたい、 しかし、苦労して調べる過程で得られたこともあったはずで、 そういうのが失われるのは問題ないのでしょうか。 アナログの時代を知らない世代と、 思考回路において、多分ギャップがあると思うのです。 そのギャップが生じさせるものは何だろうか。 電子化という新たなスタイルに対応するために、 論文の整理のスタイルも変えている訳ですが、 どうも得られる情報量が昔に比べて減っているように感じます。 単なる老いによるものなのか、スタイルの変化に寄るものか。 今一、変化に対応出来ていないと不安になってしまい、 なんか、まとまりのない話になってしまいましたが、 最近、急に気になったことを書いてみました。
話は変わりますが、 今年は、かなりの数のレフリーを引き受けています。 特異な例だとは思いますが、 それも同じ論文を複数回、つまり、 同じ論文を複数の雑誌からということが複数回あります。 直接は関係しないと思いますが、 もしかしたら昔に比べて安易に論文が作成が出来、 安易に投稿も出来てしまうのが原因なのかもしれません。
昨日、三枝崎剛さんがここの地域教育文化学部に赴任されました。 過去にも共著がありますし、今も一緒にやっている研究があるので、 益々、お互いに良い刺激になればと思っているところです。 過去に共著がある方が一緒の所属になるのは初めてのことで、 ワクワクしているところです。
そう言えば、このページも、以前に比べて画像を多く取り入れています。 これも気軽に画像が撮れるからでこそです。

「花*花、山形へ!」(2012年9月28日)
午前中、いつものようにFMラジオを聞いていたら、 今度の3連休に女性デュオ「花*花」 が山形県内でのある無料イベントに出演することを知りました。 10年ほど前に「あ〜よかった」で大ヒットした2人です。 当時、結構なお気に入りで、 「あ〜よかった」、「さよなら 大好きな人」、「ずっと一緒に…」 など大好きでした。 ブレイクすると思って疑いなかったのですが、 その後売れ行きはあまり良くなく、活動休止してしまいました。 休止は知っていたのですが、 再結成したことは今日まで知りませんでした。 久々にネットで「花*花」のライブ映像を見て、 懐かしさだけでなく曲のパワーに圧倒されました。 凄いです! あれだけのヒット曲があっても、今では無料イベント出演なんですね。 厳しさを実感します。 今度の3連休は、絶対に「花*花」へ会いに行って来ます (無料イベントなので、場所と日にちは伏せておきます)。

「ミスチル、ニューアルバムとツアーを発表!」(2012年9月25日)
久々に今日は何もなく朝から研究室で研究が出来る1日でした。 朝は久々に下の子供を幼稚園に送り届けて、研究室へ。 カレンダーを見ると6日以来の何もない1日。 6日以降やることが出来なかったことを色々とやりながら、1日を終えました。 さて、本日、ミスチルがニューアルバムとツアーを発表! 残念ながらツアーは福岡、大阪、名古屋、埼玉の4箇所のみで、 東北には来てくれませんでした。

「符号理論における確率的手法」(2012年9月24日)
先週、名工大の和田山正さんに来ていただき集中講義を行って貰いました。 内容を一言で説明すると「符号理論における確率的手法」です。 今までにそれほど扱ったことのない内容でしたので、非常に満足でした。 私だけでなく、聴講した学生にとっても、その他の聴講した方にとっても、 満足な内容だったと確信しています。 これほどの時間、連続して講義を聞いたのは久々ですし、 たくさんの量のノートを取ったのも久々となりました。 最終日の前日の夕食は、お客様に来ていただいたときに必ず行く焼肉屋へ。 今回も満足していただいた様子でした (いつも素晴らしい肉を食べさせて貰えます)。 後期の出張の予定がボツボツと決まって来ていますが、 前期は外部からお客様に来て貰う機会があまりなかったので、 後期は出来るだけそのような機会を作っていきたいと思っています。 近隣の方、ご一緒いただければと思います。

「宮本雅彦先生の還暦のお祝い(2)」(2012年9月17日)
先週、研究集会「群、頂点作用素代数とその周辺〜宮本先生の還暦をお祝いして〜」 が無事に終了しました。 ほとんど名前だけの主催者でしたが、無事に終了して安心しているところです。 懇親会では盛大に宮本先生の還暦をお祝いすることが出来たと思います。 宮本先生から懇親会の様子の画像を送っていただきました:

明日から、名工大の和田山正さんによる集中講義が行われます。 学生向けの講義ではありますが、 私の知識として足りない部分を十分補う講義になると思いますので、 期待して聴講します。

「宮本雅彦先生の還暦のお祝い」(2012年9月5日)
8月26日の大学内の(計画的な)停電の後、 このホームページサーバーのトラブルのためにホームページが更新出来ていません (ご覧いただけている時点では解消されていることになります)。 このページを含めて多くのページの更新を山形に来てから行なって来ましたが、 これだけの期間、更新が出来ないのは多分はじめてです。
さて、来週は、 学部と修士時代にお世話になった宮本雅彦先生が還暦を迎えるということで、 それを記念して筑波大で研究集会が行なわれます。 修士2年の確か10月ですが、 初めて新しいと言える結果を代数ゼミで披露した際に、 一番の反応をしていただいたのが宮本先生でした。 直接、研究がオーバーラップすることはありませんでしたが、 その後も研究者としての姿について、色々とご助言をいただきました。 改めて感謝しています。
先月の後半に、Math. Zeitschrift と Mathematics of Computation からアクセプトを貰えました。ちょっと嬉しいニュースです。 どちらも共著なので、良い論文が完成したことを共著者の方々に感謝します。 一つは昨年亡くなった Boris Venkov に捧げる論文とし、 もう一つは宮本雅彦先生の還暦のお祝いの論文としました。

「春名さん、北詰さん、三枝崎さん」(2012年8月31日)
さて、今日で8月も終わり。 テレビなどで、夏休みも終わりに近づきましたが、 というフレーズを聞く時期になりましたが、 これを聞いて一般的には8月末まで夏休みであることに娘が気づきました。 山形では21日前後から始まる小学校が多い様です。 2週間も違う訳です。
先週は、神戸大の春名さんに来ていただき、 2日間たっぷりセミナーをしていただきました。 今週は、千葉大の北詰さんと大分高専の三枝崎さんに来ていただき、 現在進行形の研究の打合せをたっぷりやりました。 時間に余裕がある夏休みならではの充実した2週間です。

「計算機代数のためのソフトウェア Magma」(2012年8月23日)
上記のタイトルで木田雅成さん(電気通信大)と書いた記事が、 日本数式処理学会の学会誌「数式処理」の第18巻第2号に載りました。 興味を持っていただける方には別刷をお送りしたいと思いますので、 お知らせ下さい。 Magma のユーザーが今後も増えることを願って書いた記事ですので、 たくさんの方に読んでいただければ幸いです。

「ap bank fes '12」(2012年8月20日)
今年の ap bank fes は本拠地つま恋だけでなく淡路島とみちのく湖畔公園の三ヶ所で開催され、 昨日のみちのく湖畔公園に参加して来ました(日焼けしているのはこのためです!)。 一度は行ってみたいと思って ap bank fes に、 本拠地ではない分、規模も少々小さくなっているとは思いますが、 参加出来て良かったです。 家族で行きましたが、ライブエリアだけでなくフォードエリアや色々なブースもあり、 子供達が待ち時間も飽きることなく、過ごすことが出来ました。 昨年のDVDで目にしていた「モンスターを作ろう」 というブースがあったので寄ってみました。 新聞紙から子供が喜びそうなかぶり物を子供と一緒に作ってくれるのですが、 震災を切っ掛けに結成したグループで、 避難所を回って、身近な新聞紙で子供達から笑顔を取り戻す活動をしてきたそうです。 このブースが子供達にはいちばん楽しい思い出になったみたいです (画像を撮るのを忘れてしまい残念でした)。 7月後半のつま恋の暑さに耐えきれる自信はありませんが、 近いうちに本場の ap bank fes に参加してみたくなりました。

先週は、JST数学領域のさきがけの領域会議が宮城蔵王であり、 OBも参加ということで行って来ました。 領域会議は、 日頃、活動している範囲では聞くことの出来ない話を聞け刺激が得られるだけでなく、 モノの見方、考え方、捕え方など、勉強になることが多い空間になっています。 さきがけの3期生もあと半年、領域会議も残すところあと1回になりました。 寂しいかぎりです。

「離散数学とその応用研究集会2013は山形?」(2012年8月13日)
小山高専であった「離散数学セミナー2012 in 小山」に参加し(講演も)、 その後、茨城大の日立キャンパスで開催された「離散数学とその応用研究集会2012」 へ参加するために日立へ移動。 3年振りの日立でしたが、まず駅に着いて驚いたのは、 駅舎がガラス張りのきれいなものに生まれ変わっていることでした。 日立では 「On the existence of extremal Type II Z2k-codes」 というタイトルで講演を行いましたが、 準備に時間を掛けたこともあって、 自分では満足出来る講演が出来たと思っています。 内容も気に入っているので、 聴衆の異なる別の研究集会で話をする機会があればと思っているところです。
さて、集会中に次回開催の相談があったのですが、 相談の結果(現時点では)山形で開催することになりました。 開催することになった際には、たくさんの方に来ていただけるように、 しっかりと準備をしたいと思っているところです。 また、夏のこの時期に開催することになると思いますので、 花笠まつりを楽しめるような期間に開催出来ればと思っているところです。
昨日、小山&日立の出張から戻って来て、 今日から3日間は夏期休暇で(と言っても本日は仕事を)、 その後はさきがけの領域会議に参加し、 19日に夏フェス「ap bank fes '12」参戦です。 暑さに慣れる時間がありません。暑さに耐えられるか、ちょっと不安。

「花笠まつり」(2012年8月5日)
山形の夏祭りと言えば「花笠」。 今日からの3日間、山形花笠まつりが開催されます。 会場まで歩いて10分ほどなので、行って来ました。 子供達は花笠まつりが大好きです。

「恒例の家族旅行」(2012年7月31日)
今日まで学期中ですが、すでに子供達は夏休みになっていることと、 8月前半は出張が2件あるので、休暇を取って、 夏の恒例となっている湯野浜温泉への家族旅行に行って来ました。 湯野浜温泉は、真横が湯野浜海岸で、夏は海水浴客で賑わいます。 海岸線に沈む夕陽を眺めるのも楽しみです。 幸運なことに湯野浜に行くようになったここ3年間、 どの日もきれいな夕陽を見ることが出来ています。

1日目は湯野浜海岸で泳ぎ、 2日目は酒田まで足を伸して海産物を食べに行き、 帰りに月山の自然館とカブトムシ園に寄りました。 2日間だけですが、子供達は楽しい旅行になったと思います。
さて、長さ40の doubly even self-dual code の分類を行った論文のレフリーレポートがやっと届きました。 提出から約14ヶ月。 なぜこんなに掛かるのかと、他の結果との関係もあり、 今回はレフリーの対応について、 色々と考えてしまいました(想像の域を脱しないので、良くないですね)。
さてさて、現在、講演の準備中です。 8月に講演2件、Magma の集会とあわせてここ1ヶ月で3件。 それぞれ違う内容なので、単純に講演準備に追いかけられています。 さきがけでの活動中に講演準備の重要性を再確認することになったので、 以前に比べて準備に十分時間を掛けています。 その分、内容も良くなっていると確信しているのですが、 フィードバックがある訳ではありません。
明日からの3日間で、 補講と期末試験を病欠した学生の追試を行なって 今学期も無事に終了です。

「Magma で開く数学の世界」(2012年7月24日)
国内での第2回目の Magma に関する研究集会であった 「Magma で開く数学の世界」が無事に終了しました。 講演者の皆様、参加者の皆様、どうもありがとうございました。 なかなか日頃聞くことの出来ない異なる分野の講演を聞く機会にもなり、 Magma を通じて新しい出会いがありました。 ますます、これからも Magma が発展することを願っています。 次回の集会の枠組みの相談も出来きましたので、 きっと近いうちに次回があると思います。 今回、事情で参加出来なかった方、楽しみにしていて下さい。
高知と言えば、「はりまや橋」と「ごめん」:

あと「カツオのたたき」。 今回も毎晩、カツオのたたきを楽しむことが出来て、大満足です。 本当に旨い。 今回は懇親会で行った地元のお店でのタレたたきと 最後の日に木田さんと大浦さんと行ったひろめ市場での塩たたきが旨かった。 京都と高知の1週間の出張が終わりました。 出発直前に三枝崎さんとの論文のレフリーレポートが届いたので、 出張中の空いている時間は revised の作業の時間となりました。 お気に入りの論文だったので、良い評価のレポートで安心しました。 レフリーが気に入ってくれるとレポートが届くのも早い。 次回は、8月初旬の小山と日立への出張です。

「高知」(2012年7月20日)
昨日まで京都大での研究集会「デザイン、符号、グラフおよびその周辺」 に参加し、 明日から高知大での研究集会「Magma で開く数学の世界」 に参加するために、途中、久々に生まれ故郷の岡山を経由して、 京都から高知に移動して来ました。 岡山での滞在は岡山駅をウロウロするだけでしたが、 色々と記憶と違う部分が多いのは当然ですが、 それでも昔のままのところを見つけるだけで懐かしく嬉しいものです。 岡山からは特急「南風」に乗って高知へ。 多度津までは大学、大学院と何度も乗った経路なので、 懐かしい車窓を楽しみ、 今回は、移動時間も気にならない、楽しい移動になりました。 明日からの研究集会は、良いものになるように、 世話人として働きたいと思います。

「エレキギター購入!」(2012年7月14日)
今日は画像を2枚。 まずは、今日、仙台の名取にあるシッピングモールの行ったときに見かけた風景です。

この辺りの田んぼは、昨年は、 津波の影響で流木やゴミがたくさんあり田植えもされていませんでした。 5月13日の記事にも書いた通りですが、 今年は、田植えの姿を目にすることが出来て、 一歩ずつ前に進んでいる様子を嬉しく感じていたところですが、 今日、「元気 ナトリ 2012 ありがとう」 というメッセージが田んぼの中に浮き出ていました! 頑張っているよという強いメッセージを受け取ることが出来た気がします (近くに建物がなく平面からの撮影しか出来ずに画像が分かりにくく残念)。
年明けに誕生日にはエレキギターを買おうかと思っていたのですが、 実現せずにずるずると先送りになっていましたが、 とうとうエレキギターを買いました。

左は10年以上も弾き続けているアコースティックギター (先日、弦の張り替えをした際にネックの部分の部品が取れてしまい交換を)、 右は先日購入した娘用のアコースティックギター。 アコースティックギターとの付き合いは30年以上にもなりますが、 エレキギターを自分で買うのは初めて。 斉藤和義の影響が大きく「ずっと好きだった」のフレーズを「ずっと弾きたかった」 ということでとうとう買いました。 モデルは、中学、高校とずっと好きだったブライアン・アダムスが当時使っていたものに近 いデザインのレスポールに。 そう言えば、高校のときはずっと欲しかったけど買えなかったことを、 今、ふと思い出しました。大人になりました。

「学区探検」(2012年7月11日)
長女の通っている小学校の生活科の学習の一環の「学区探検」 として、4人の2年生が来ました。 理学部の1階にあるSCITA センター (体験型の科学実験教室プログラム提供のための施設) でクラゲなどを見せて貰ったあとに、ここで算数の勉強を少ししました。 教科書には載っていない2年生にも分かる話を提供したかったので、 魔方陣を勉強して貰いました。 3次の魔方陣の例を説明して、 4次の魔方陣の虫食いの部分を埋める作業をしました。 魔方陣が楽しかったみたいで、 何人かはまた遊びに来たいと言ってましたので、大成功です。 楽しそうに、次の探検場所へ移動して行きました。

さて、来週は京都大の数理研での研究集会「デザイン、符号、グラフおよびその周辺」 と高知大での研究集会「Magma で開く数学の世界」 に参加するために1週間ほど留守にします。 京都から高知の移動は岡山経由のJRになり、 久々に岡山駅構内をブラブラしようかと楽しみにしています (浦島状態だと思います)。 さらに、前回、 JRで岡山から高知への移動したのは確か博士課程3年のときなので、 15年振りの移動となります。 懐かしみながら景色を楽しみたいと思います。 最近、研究する時間がほとんど確保出来ていません。 サボっていて、読みたい論文があるのになかなか進みません。 この出張中には集中して研究の時間としたいと思っているところです。
話は変わって、数学セミナーで連載「誤り訂正符号」が始まりました。 どんな符号が実用化されているのかなど、理論が産業技術へ繋がる流れを 提供してくれる場になると第1回の記事に書かれていますので、 この辺りを楽しみにしているところです。 この連載自体がどのような印象を持たれるのか、 非常に興味を持って見守って行きたいと思っています。

「そらまめくんのベッド/なかやみわ」(2012年6月28日)
今週の小学校での読み聞かせは「そらまめくんのベッド」を読みました。 主人公「そらまめくん」の自慢のフワフワのベッドを舞台にした友情の物語です。 この本を選んだ理由は、そらまめ以外にも えだまめ、さやえんどう、グリーンピース、ピーナッツが登場し、 その形や大きさを基に話が展開するので、実際に、 そらまめのフワフワなところなど、 それぞれの豆の特徴を実際に子供達に見せてあげようと思ったからでした。 それぞれ販売されている袋のまま持っていきましたが、 想像以上の反応があり奪い合いになってしまいましたが、 それぞれの種類の違いをしっかりと観察してくれましたので、大成功でした。

画像は、この前の出張で乗った「はやぶさ」型車両(運行は「はやて」でした)。 シックないい感じの空間になってました(グリーン車)。 やはり新型の車両は色々と工夫もあって、また、機会があったら乗りたいです (山形新幹線よりもサービスも良いですし)。 最近、書き込みしたいことがいっぱいあり、頻繁な更新になっています。

「サクランボ狩り」(2012年6月24日)
子供達の強い要望により、家族行事の恒例となっているサクランボ狩りに行って来ました。 去年、サクランボ狩りをしているときに腕の骨折をしてしまったので、 今年は行くことを躊躇していたのですが、 子供達がどうしても行きたいということで。 サクランボは木によって全く味が異なるので、 サクランボ狩りでの重要なポイントは、 いかに美味しい木を見つけられるかということになります。 さすがに毎年行っているサクランボ園には行かずに別のところに行ったので、 様子が分からずに、少々、不満足な結果でした。

7月初旬までは、サクランボのシーズンがまだまだ続きますので、 是非、このサクランボのシーズンに山形に遊びに来て下さい。 東北復興にもなると思います。

「ラッシュライフ/伊坂幸太郎」(2012年6月23日)
出張の続きの話を。 弘前には今回で4回目で、 最初に行ったのは、もう20年近い前の話になりますが、 修士課程の2年になったばかりの4月後半でした。 吉荒さんが連続講義をするということで、 同じゼミの渡部君と一緒に大阪から寝台特急「日本海」に乗って出掛けました。 あのときに見た弘前城の桜の凄さは今でも強烈に覚えています。 久々の弘前でしたが、懐かしい町並みが、ほとんど変わらずに登場しました。 研究集会に行くことは、研究の話が聞けてそれだけで楽しい訳ですが、 久々に会う人たちとの会話も非常に楽しい。 何気ない普段の話から研究の話まで、 1年に数回しか会えない方との会話は貴重です。 また、その地方の美味しい食べ物に出会えることも嬉しいことの一つです。 前回弘前に行ったときに2度も行った回転寿司に、 昼休みの時間を利用し、周りに声を掛けてタクシーに乗って6名で行きました。 前回同様、下北半島のウニ、本マグロなど、美味しい寿司が食べることが出来、 非常に満足でした(タクシーまで利用して出掛けることは非常に希ですが)。 さて、画像は電通大の木田さんとのツーショット。 アウェーだと思っていたけど楽しい話が多かったと言ってました。 確か、二次会で出掛けた屋台村のようなところの入口での写真:

今回は移動の時間も長かったこともあり、 移動の時間だけで、伊坂作品の「ラッシュライフ」を読み終えました。 初期の作品ですが、カットバック方式を多用し、 色々な登場人物が様々な場面で交差する、 伊坂作品の醍醐味の一つを十分に味わえました。 SFサスペンスかと途中で思わせる展開もあり、 また思いの外の展開も最後に待っていたり、 最後になればなるほど読むペースが速くなってしまう、 そんな作品だったと思います。 しかし、レフリーをしなければいけない論文がたまっているのに、 伊坂作品を読んでしまった弱い自分に反省。
出張先でこのページを読んでいると声を掛けてくれる回数が増えて来ました。 いつも見ていただいている方、どうもありがとございます。 今回はある若手に「何か、楽しそうですね」と言われました。 それほど深く考えて書いている訳ではないのですが、 楽しく進んでいる姿を伝えることが出来れば、それはそれで万々歳です。 会ったときにでもどうぞ感想を。

「第5回JST数学キャラバン+代数的組合せ論シンポ」(2012年6月21日)
ここでも紹介させて貰いましたが、 17日に、第5回JST数学キャラバン 「拡がりゆく数学 in 千葉 〜数学はどんな形で社会で役立つか〜」(千葉大) において(主な対象は高校生なので)高校生を意識して熱く語って来ました。 手応えも十分あり気持ちは伝えることが出来たかと思ったのですが、 アンケートの結果を見ると、 難しかったというのが予想よりも多くてちょっと残念でした。 実は嬉しいこともありました。 参加者の方から(企業で研究をされている方でした) 質問をしていただいたのですが、 その内容が今まで考えたことのない面白いことだったので、 視野が広がりました。心から感謝しています。 このような機会は give しか出来ないと勝手に思い込んでいたところもあったのですが、 それは完全に勘違いで、大切なものを take することが出来ました。
千葉大絡みで、嬉しい話を一つ。 実は、北詰さん絡みで知りあったある方(名前は伏せておきます)が、 カブトムシを好きということで、 我が家で累代飼育しているホワイトアイの幼虫を冬にお譲りしました。 キャラバンの前日に、無事に羽化したという連絡を貰ったのですが、 そこから、今までに気付かなかった面白い事実を見つけることが出来ました。 タイムリーなことに、キャラバンの講師の郡さんは生物に詳しいので、 話を聞いて貰い関係する本を教えて貰いました。 数学の研究とは直接関係ありませんが、 勉強をしてみて (高校のときに、生物を選択して勉強をしておけば良かったとつくづく後悔)、 事実の背景や理由を調べてみようと思います。 たった2日間で、 今までに気付かなかった面白そうなことが2つも見つかりました。 どこに何があるか分からないということで、 この切っ掛けを大切にしなければ。
もう一つ、千葉大絡みで。Kさん、ご結婚おめでとうございます! 産休に入られたということで、ダブルでおめでとうございます。 意外でかなりビックリ。話を聞いたときは驚きました。
次の日から、弘前大学である代数的組合せ論シンポジウムに参加するために、 数学キャラバンが終わったら、すぐに千葉を出発。 今回の出張は、山形→千葉→弘前→山形と1640キロの移動となりました。 最近、日本の地理も少しずつ認識出来るようになった娘。 千葉に行って弘前に行くことを出張の前日に教えると、 千葉に行ってから弘前に行くのはかなり遠回りだよ、と一言(笑)。 出張の続きの話は、また後日。

「ap fes みちのく湖畔公園開催」(2012年6月14日)
一度は行ってみたかった夏のイベントである「ap fes」ですが、 今年は、本拠地のつま恋だけでなく、 震災復興も兼ねて宮城県の川崎のみちのく湖畔公園でも開催されます。 4年前、チケットが手に入り行く予定があったのですが、 さきがけの書類選考に通過し、直後に面接があったので諦めました。 その後、さきがけの領域会議と重なることが多く、 行くチャンスがありませんでした。 さきがけも終わり、今年こそと考えていたところですが、 嬉しいことに、非常に近くでの開催となりました。 本拠地とは雰囲気は異なるとは思いますが、 是非とも、チケットを手に入れて参加したいと思っています。
日曜日に千葉大での「第5回JST数学キャラバン」で講演をして、 そのまま次の日からの弘前大での「代数的組合せ論」 の研究集会に参加するために北に移動します。 今年度初の宿泊ありの出張です。

「東北電力研究開発センター訪問」(2012年6月12日)
昨日は、お昼に東北大の宗政さん、島倉さん、田中さんを訪問して、 近況報告などを行った後に、 ずっと前から一度お邪魔して話を聞いていただきたかった東北電力の研究開発センター にお邪魔させて貰いました。 こちらの話を真剣に聞いていただき、また、貴重なコメントもたくさんいただき、 対応していただいた東北電力の7名の方々には心から感謝しております。 すぐに何かが生まれることではないと思いますが、 良い形で膨らませることが出来れば非常にありがたいと思っています。
さて、話は変わって、大好物のウニのシーズンになりました。 この季節になると山形でも「塩水(海水)ウニ」が販売されていて、 これが非常に美味しい。 流通の多くはミョウバンという保存料と一緒にウニは販売されるのですが、 この「塩水ウニ」は塩水の中にウニをいれた状態で販売されます。 ミョウバンが使われないので、美味しいウニが味わえます。 ウニが苦手という方は、 ミョウバンの量が多いものを食べている可能性が高いと聞いたことがあります。 是非、この季節に一度「塩水ウニ」をお試しください。

「ギターを買いました」(2012年6月4日)
タイトルの通りですが、週末、新しいアコースティックギターを購入しました。 と、言っても、自分のではなく娘のものです。 手の大きさを考えて子供用のサイズのものを買ったのですが、 最初と言うことで、安いのを買ってしまったので、チューニングに難が。 毎回毎回、あわせないといけないレベルだとは思いませんでした。 自分がギターを買ったのが小学4年生で5年生ぐらいから本格的に練習を始めました。 娘はまだ2年生、どのくらい取り組めるのか、楽しみにしています。
研究の話を。 先週、三枝崎さんとの論文を完成させて投稿しました。 アプローチも面白く、結果にも満足していて、気に入っています。 若い頃からずっとやってきたことを所々で引用していて、 今までの一つの区切りにもなるとも思っています。 機会があれば研究集会で話をしたいと思っているところです。 もう1件、ここでも書いたと思いますが、 ずっと前から取り組みたいと思っていた新しいことが一歩前に進みました。 近々、どのような展開になるか、分かるかもしれません。 話が出来るときが来たらここでも報告したいと思います。

「第5回JST数学キャラバン」(2012年5月28日)
JSTの数学領域(数学と諸分野の協働によるブレークスルーの探索研究領域) の活動の一環として、 「拡がりゆく数学 in 千葉 〜数学はどんな形で社会で役立つか〜」 が千葉大学で6月17日に開催されます (公式ホームページ )。 今回も、高校生以上の方を対象として 「数学はどんな形で社会で役立つか」をお伝えするために企画されています。 今回も講義を担当することになりましたので、 金沢での第3回のJST数学キャラバンでの講義をベースに、 改良および発展させた内容で話をします。

先週は、東京スカイツリー開業、金環日食など、イベントが目白押しでしたが、 我が家でも、愛犬の手術と入院、上の子の小学校の参観日、 下の子の幼稚園の遠足など色々と日頃ないことがありました。 さらに、数日間ですが妻が実家に帰っていたこともあり、 父子家庭を実感することに。 初めて子供のお弁当を作ることも体験しました。 家事や育児をしながら仕事をするのは、 なかなかの苦労であることを実感しました。 とにかく頭に入れておくことが多く、 研究のことを考えることが非常に難しい状況になりました。
子供の小学校での今日の読み聞かせは「カブトくん/タダサトシ」を読みました。 ちょうど子供達が興味を持つ時期なので、この本を選ぶことに。 森で見つけたカブトムシの巨大幼虫を羽化させた主人公の子供と巨大カブトムシのお話。 主人公と巨大カブトムシは、 主人公の家でスイカを食べたりお風呂に入ったりと色々と遊ぶが、結局は生まれた森に戻る。 幼虫から羽化までの様子やカブトムシの行動など、 話のあちこちにカブトムシの生態についての説明が埋め込まれていて、 なかなか読み応えもあり面白かったです。

「カブトムシに触れよう」(2012年5月24日)
5月21日に、 子供の通っている幼稚園からのリクエストにより「カブトムシに触れよう」 というタイトルで、 子供達にカブトムシに触れて貰うイベントを行なって来ました。 前半は、スライドを使ってカブトムシの生態の説明と世界のカブトムシの画像を紹介し、 後半は、 ヘラクレスの成虫とカブトムシの幼虫を実際に触って貰いました。 初めて実際に見たり触ったりする機会に、子供達は大興奮でした。

「魔王/伊坂幸太郎」(2012年5月13日)
今日、仙台の名取にあるシッピングモールの行ったときに見かけた田植えの風景です。


見えにくいですが、奥に高速道路があり、その先が仙台空港で、 その先が海になります。 大震災のときに高速道路が津波を止めたのをご存じの方が多いと思いますが、 しかし、実際は、高速道路を越えて画像の場所までも津波が来ていて、 昨年は、田んぼには、流木やゴミがたくさんあり、 田植えもされていませんでした。 今年は、田植えの姿を目にすることが出来ました。 何もなければ全く普通の風景ですが、 少しずつ復興されていることを肌で感じることが出来て、 嬉しくなりました。
ここのところ、娘の小学校での絵本の読み聞かせのために、 絵本を物色することが多かったのですが、 連休中に久々に、伊坂作品「魔王」を読みました。 政治と魔力を舞台にした作品で、 ある意味その後の作品の「モダンタイムズ」はこの続編になっています。 しばらくは、ゆっくり本を読む時間はなさそうです。

「研究集会「Magma で開く数学の世界」(2)」(2012年5月11日)
すでに下で案内をしている計算代数ソフトウェア Magma に関する研究集会についての続報です。 Magma の開発グループの代表者である John Cannon とこの集会の件などで相談をしていたのですが、 その中で、この集会参加者には、

会期中使用可能な Magma の一時ライセンスが提供されることになりました。

Magma に興味があるが購入まで踏み切れていない方には朗報だと思います。 入門編の講義もありますので、 是非、この機会に Magma を実際にインストールして使ってみていただければと 思っています。 たくさんの方のご参加をお待ちしております。
今週、3月にここの大学院の博士課程(地球共生圏科学専攻) を修了した白石恭輔さんから 「オオヒラタシデムシの間接飛翔筋多型の生体的意義」 というタイトルの学位論文を届けて貰いました。 ここの大学院の博士課程では、 副指導教員の一人は専門分野以外の教員が担当することになっており、 今回、生物の院生の副指導教員をさせていただきました。 学位の審査をする前に、一度、 非常に丁寧に結果の説明をしていただく機会があり、 私の興味のある遺伝の話もたくさん出てきたこともあり、 私が質問をし過ぎたために、 1時間程度のセミナーの予定が3時間ぐらいにもなってしまいました。 素人の私にも丁寧に説明をしていただき、とても楽しいセミナーでした。 知らないことをたくさん知ることの出来た貴重な経験です。 副指導教員に選んでいただけなければこのような機会になかったはずで、 選んでいただいた主指導教員の先生にも感謝しております。 進みたい道はなかなか難しいとは思いますが、 今後も頑張って結果を得て貰いたいと願っております。 今年度も3名の他の専門分野の副指導教員をさせて貰っていますので、 また、院生の結果を披露して貰える機会があるのではないかと楽しみにしているところです。
昨日、ミスチルが活動開始20周年を迎えました。 ベストアルバムの発売や大阪でのライブが行われました。 ベストアルバムは購入しないし、今回のツアーにも参加出来ず、 この盛り上がりには完全に乗り遅れている感じです。

「月光/斉藤和義」(2012年5月6日)
大型連休の最終日ですが、この連休中、思いっ切り子供達と遊びました。 書きかけの論文原稿の確認と細かな計算ぐらいはしていたのですが、 ほとんど子供達と一緒に遊んでいたと思います。 親と一緒に遊び時期はそれほど長くなく、またそれもあと数年だと思いますので、 親離れするまでは思いっ切り一緒に遊んでいたいと思います。


(毎年子供の日に近所で開催される「はたらく車大集合」での様子)

昨晩、テレビで映画「阪急電車」が放映されました。 映画の上映時に、知り合いから良い映画だと教えて貰っていたので、 思った以上に早いテレビでの放映に少々驚きながらも、楽しみにしていました。 阪急の電車を舞台し、 ほのぼのとした雰囲気の中で幾つかの人生の分岐点が描かれていました。 阪急電車と駅のが良い形で活かされていました。 出張で大阪空港を利用することも多く、蛍池駅までモノレールで移動して、 そこから阪急で移動することもあったりするのですが、 実は、古くから、阪急にはなじみがあります。 父の実家が大阪の阪急沿線の蛍池だったので、 小さな頃は、阪急に乗って、父の実家に何度も行きました。 蛍池駅は、今では、大阪空港からのモノレールの乗換駅になっているので、 停まる電車の本数も多く、駅も綺麗に大きくなって、 また、駅周辺の風景には面影も残っていませんが、 子供の頃は、阪急電車の映画に出て来るような小さな田舎の駅でした。 映画を見終わったときに、ふと、そんなことを思い出したりしました。
さて、最後に、斉藤和義のニューシングル「月光」が発売されました。 超ヒットドラマの主題歌だった前作「やさしくなりたい」から半年ぶりのシングル。 前作が大ヒットとなったのにも関わらず、 斉藤和義節の原点に戻ったような曲です。 ハーモニカからのイントロとアコースティック感バリバリですが、 1番のサビ(特に2番のAメロ)からはリードギターが唸る、 ロックティストに仕上がっています。 Aメロのコード進行は、名曲「スタンドバイ・ミー」のそれと同じ(はず)で、 サビは典型的な売れ線のコード進行。 スタンダードなコード進行の上に綺麗なメロディーと心に響くリードギターのフレーズ。 まさしく、これが斉藤和義の世界という感じです。 歌詞はストレートなところがお気に入り。 印象的な部分は「男の価値はなにで決まるのか?」という部分。 この1年で、斉藤和義の音楽、伊坂幸太郎の小説と新しいものに出会えました。 上に書いた映画「阪急電車」みたいに、 まだまだ知らないだけでたくさんの良いものが世の中には溢れているのではない かと思えて来ています。 同じことは、数学、数理科学の世界、もっと広く科学の世界にも当てはまり、 自分の力のなさから知ることの出来る世界が余りにも小さすぎるのは悲しい限りです。 実は今やっていることなんかよりももっと楽しい世界があるけど、 力不足でその世界にたどり着けていないという可能性もありそうです。 曲を聴き終わったときに、ふと、そんなことを感じたりしました。

「授業参観」(2012年5月2日)
連休の初日に娘の小学校で授業参観がありました。 今年度から担任の先生が交替し、 大学を卒業したばかりの新採の先生ということで、 どのような感じになるのか不安とともに参観に参加しました。 大学を卒業したばかりなので、こちらも大体の様子は想像出来る訳ですが、 想定をはるかに越える素晴らしい授業でした。 ここの学科の卒業生が同じような授業が出来るだろうかと考えてしまいました。 大学で鍛えられたのか、その他の場所で学んだのか、 機会があったら尋ねてみようと思います。 ここは、教員養成の学部・学科ではありませんが、 かなりの割合の学生が教員志望である現実を考えると、 即戦力になるような教育の提供を真剣に検討しないといけないはずです。 あと、大学でも授業参観を設定するべきだと思っています。 日頃の学生の姿を見て貰う機会を設けるだけでなく、 授業料を保護者に負担して貰っている学生も多いはずなので、 授業料の使い道をしっかり見ていただくという意味も含めて。
連休前半は、鶴岡と白鷹に。 冬の間の豪雪の月山越えは厳しいので鶴岡に遊びに行くのは春から秋までです。 久々に鶴岡の海と海のものを堪能して、楽しい日帰り旅行になりました。 今年は桜の時期が遅れて、 桜のバックに雪の月山という素敵な景色が移動中に何度も楽しめました。 残念ながら、行きたかったフェス「ARABAKI ROCK FEST.12」 は参観日に重なって行けませんでした。
先ほど、 政府が福島県の双葉町に福島第一原発周辺の土地の国有化を打診した、 というニュースを見ました。 早く現実を伝えて、良い結果に話がまとまることを願っています。

「研究集会「Magma で開く数学の世界」」(2012年4月27日)
2010年に九州大学で開催された計算代数ソフトウェア Magma に関する第一回目の研究集会に続いて、 第二回目の研究集会を開催します。

この研究集会で講演してくださる方を募集しています。 Magma を使った研究結果の紹介、Magma の使い方の提案、他のソフトウェアとの比較、 など Magma に関連することであればどのような内容でも結構です。 是非、申し込みをお願いします。 申し込み方法など 研究集会の詳細情報は公式ページをご覧下さい。
久々にかかりつけの病院にいかないといけない風邪を。 喉をやられて咳が止まらず、夜も何度も起きてしまい、ヘトヘトで、 今週は仕事が全く出来ていません。

「あらしのよるに」(2012年4月20日)
昨年度に引き続き、 今年度も娘の小学校(2年生)で絵本の読み聞かせをすることにしました。 余裕がないときには、読むことが出来ずに、 他のメンバーの方に迷惑を掛けてしまうことを恐れ今年度はやめようかと思っていたのですが、 それを吹っ飛ばす力となったのが、 子供達に読んで聞かせてあげたいと、もの凄い原動力が湧いて来た 絵本が見つかったことという非常に単純なものでした。 その絵本が「あらしのよるに」で、 春休みにラジオ番組の特別コーナー「ラヂオえほん」でこの本が紹介されている のをたまたま聞いたのが、この絵本との出会いでした (興味のある方、「ラヂオえほん」で検索してみて下さい (「「ラヂオ」は誤字ではありません))。 数年前には映画化もされているので、ご存じの方も多いのではないかと思います。 私自身も絵本を読んだ記憶はないのですが、 話の枠組みを知っていたのはこの映画の宣伝ではないかと思っています。 今週の月曜日に「あらしのよるに」を読みました。 思った通りの反応で読んで良かったと親の私の方が嬉しくなりました。 来週は、続編「あるはれたひに」を読む予定です。 実は、この絵本、1作目が非常に反響があり、続編、その後、 シリーズ化されて7作目まであります。 我が家の子供達はこのシリーズが大好きで、 今日届いた3作目を先ほど寝る前に読んだところです。 読む絵本を探している方、お薦めです。
最近、お会いした方から、 このページを見たと声を掛けていただく機会が多くなりました。 たくさんの方に見ていただき感謝しております。 今年度も出来る限り、多くの更新をしていければと思います。

「祈り〜涙の軌道」(2012年4月18日)
約3年半ぶりとなるミスチルのシングルが本日発売。 映画「僕等がいた」主題歌の「祈り〜涙の軌道」 など3曲収録したトリプルA面シングル。 既にテレビやラジオで流れていた「祈り〜涙の軌道」と 「End of the day」以外の1曲「pieces」が抜群。 久々に聴いただけで震えてしまいました。 どの曲もパワーがあって、 カップリングではなくトリプルA面にした自信が感じとれます。 初期には多かったアレンジですが、 3曲ともベースがアピールしているところが心地よいです。 なかなか新曲が出ずにライブをメインにしていた期間が長かったので、 楽曲作成スランプかと思っていたのですが、 この3曲でその不安もふっ飛びました。 開催中のツアーも楽しみです。 そのツアーですが、 どうにかチケットがゲット出来た5月25日の東京ドーム、 翌日に子供の小学校と幼稚園の行事が重なってしまい、 行けない可能性が非常に高くなって来ました。 仕方ないかと諦めムードです。
最近、研究に関する話題を全く書いていないので、少し。 サボらずに色々考えていたりするのですが、 ここのところ、なかなか物にならなかったことが多かったのですが、 今、久々に実りがある(=論文になりそうな)ことが「楽しく」出来ています。 あと Magma に関する研究集会の第2弾の企画が着実に進んでいます。 近々、正式にお知らせ出来るのではないかと思います。

「DVD『Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-』」 (2012年4月17日)
ツアー「Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-」 のDVDが明日発売されます。 早速、手に入れて、参加したことを思い出しながら楽しみました。 今回のDVDは大阪の長居スタジアムの模様が収録されているのですが、 震災の影響でこのスタジアムツアーの前のアリーナツアーが中止となった 仙台および盛岡公演を意識して行なわれた宮城公演の模様が、 非常に良い形で収録されていたことが非常に嬉しかったです。 震災後、様々ミュージシャンが色々な形でメッセージを発していますが、 今回、初めてミスチルからの真のメッセージが届いたような気がします。 参加された方、是非、見てみて下さい。

「石巻」(2012年4月8日)
震災後にずっと訪れたかった石巻に昨日ようやく行くことが出来ました。 石巻の現状をどうしてもこの目で見たかったので、 家族に無理を行って春休みの旅行として1泊2日で石巻と松島に。 震災後に松島までは足をのばしたこともあったのですが、 今回、初めて石巻を訪ねることが出来ました。 未だに残っている震災の跡と復興への道のりを、 直に感じることが少しは出来たのではないかと思っています。 途中、立ち寄ったお寿司屋さんのご主人からお話をお聞きしたのですが、 町自体が大きく復興後のビジョンがなかなか決まらず、 他の地区に比べて復興が遅れているのではないかということでした。 立ち寄ったこのお寿司屋さんも、以前お店があった場所とは違うところで、 急遽、山小屋みたいな建物を建てて、 お店を再開したということでした。

今回の旅行で、少しは復興に役立つのではないかと期待して、 「山形大学研究推進報奨」として先日いただいた報奨金を全て使い切りました。 自画自賛になってしまいますが、良い使い道が出来たと思っています。 ただ、どうしてもやりたかったお金の使い方が(準備不足で) 実現出来なかったので、次回、訪れたときに果たしたいと思っています。 今回、感じたことをもう少し書きたいと思ったのですが、 うまく言葉で表現出来るか不安になって来ましたので、 今回はこの辺りで。 画像の説明を。
上段左:日和山公園から石巻湾、中:門脇小学校、右:その周辺
下段左:津波の被害の大きさを示す一つの象徴にもなっていた巨大缶詰、 中:門脇小学校、右:立ち寄ったお寿司屋さん
石巻ではゼミの卒業生が教員をしていて、震災後の状況を、 また今回も訪れるにあたって色々と教えて貰いました。 感謝しています。

「さきがけ修了」(2012年3月31日)
本日をもちまして、科学技術振興機構(JST)の 「数学と諸分野の協働によるブレークスルーの探索」領域のさきがけ研究者 としての活動が修了しました。 研究期間の3年半はあっという間に終わった感じです。 たくさんの新しいことを吸収することが出来ました。 今までに体験することの出来ないことも体験させていただきました。 たくさんの新しい出会いもありました(さきがけが始まってすぐに作成した 100枚の名刺もちょうど無くなりそうです)。 色々な方面からサポートをしていただいた皆様に、心から感謝します。 12月の成果報告会の報告の際にも紹介させていただきましたが、 特に、宗政昭弘氏、和田山正氏、萩原学氏の3名の方には、 さきがけの期間中に様々なサポートをしていただきました。 ここで、改めて感謝したいと思います。 3年半前とは全く違う自分がここにいることは確かです。 このことは間違いない事実です。 研究者として、どのような変化になるのか、良い変化だったのか、 それともそうではなかったのか、 研究を終えるときにでも振り返ってみたいと思います。 さきがけを切っ掛けにして、まだまだやりたいこともありますので、 しばらくはその実現に向けて進んでいこうと思っているところです。


(領域会議で修了証書を領域総括の西浦先生からいただいたところ)

最後に、繰り返しになりますが、 無事にさきがけの活動を修了することが出来たのは たくさんの方から色々な方面からサポートをしていただいたおかげです。 心から感謝申し上げます。 さきがけ修了!!

「のび太と奇跡の島〜アニマル アドベンチャー〜」(2012年3月24日)
子供達からのリクエストでドラえもんの映画 「のび太と奇跡の島〜アニマル アドベンチャー〜」を見に行って来ました。 ゴールデンヘラクレスというカブトムシを象徴としてストーリーが展開されます。 1年前にドラえもんの映画を初めて見たときにそのストーリー展開がかなりしっ かりしていて、子供だましのものではなく大人でも楽しめることに気付きました。 今回も、子供達へのメッセージがちりばめられているしっかりしたストーリーになっています。 やっぱり、最後に目頭が熱くなってしまいました。
さて、今、手持ちの研究集会の報告集の電子化を行なっています。 持っている代数的組合せ論のシンポジウムの電子化は済みました。 今では Tex での原稿作成が当たり前になっていますが、 手書きやワープロの原稿が多かった時代のものは、昔を懐かしみながら作業をしました。 記憶に残っていないような原稿を目にすることもしばしばあり、 過去の報告集を眺めることで、意外と面白い問題が見つかるような気もしました。 手持ちの雑誌も電子化しておきたいと思います。 この作業をして、無駄なものを結構保存していることを改めて感じたので、 整理整頓もしていきたいと思います。
明日で43歳。また、山形に来て15年が経ちました。 あっという間の15年でしたが、 住んでいる場所にも十分に馴染んでしまった感じがします。 長くいると色んな場面で居心地が良くなってしまうことが、 逆に心配になって来ています。

「ストロベリーナイト最終回&映画化」(2012年3月21日)
昨晩、一番のお気に入りのドラマ「ストロベリーナイト」が最終回でした。 日頃は仕事をしながら見ることも多いのですが、昨日は、全く仕事をせずにテレビを。 ストーリーとドラマの雰囲気が好きで、 見るだけで元気になれる時間が終わるのは残念ですが、 映画化が決まったという案内もありましたので、 楽しみに待っておきたいと思います。 そう言えば、子供の映画に付き合うのを除けば映画に行ったのは、 もう何年前になるだろうかと考えてしまいます。 今回は初めて一人で行くことになりそうです。
話は変わって、 4月の終わりに比較的近く(車で30分程度)の宮城の川崎湖畔公園であるフェス 「ARABAKI ROCK FEST.12」に行こうかと思っています。 毎年気になってはいるのですが、今年は斎藤和義も出演ということで、 背中を押されています。

「3.11・あれから1年」(2012年3月11日)
多くの方が同じ思いだと思うのですが、 改めて1年前の大震災のことを振り返り、 復興のこと、今後に起こるかもしれない震災への対策のこと、 色々なことを感じられたのではないかと思います。 一人の人間として、復興について出来ることを考え直したいと思います。 また、研究者として、教育者として、何か出来ることがあるのか、 その辺りも見つめていきたいとところです。
秋田県もがれきの処理への対応を始めたとニュースで知りました。 他に良い方法がないのであれば、 復興を進めるために各地で分担してがれきの処理を行なうしかないと思います。 受け入れる側の心配も十分理解出来ますが、 非常時ということでどうにか良い方向に進むことを願っています。 今日のテレビ番組で、各地で処理するのではなく、 岩手県の山奥のある場所で保管して10年、 20年掛けて処理することが出来るのではないかということが伝えられていました。
今、苦労されている人が出来るだけ早く普通の生活を取り戻せることを 心から願っています。 こうやって言葉にすることは簡単ですし、綺麗事なのかもしれません。 それでも一人でも多くの方がそう思うことが重要なのではないかと信じています。 今でもあの日の夜に見た綺麗な夜空のことを忘れていません。 たった少しの苦労でしたが、あのときから通常の生活に戻るまで、 それでも色々な方に助けて貰えました。改めて感謝しています。
最後に、午後2時46分、追悼式のテレビ放送にあわせて、 ちゃんと黙祷が一緒に出来た娘と息子を嬉しく思います。

「iPad」(2012年3月10日)
11月に iPad を購入して、まだ少しずつですが、 試行錯誤で使い始めています。 使い慣れる前には新 iPad が発売されてしまうことになりそうです。 移動中の使いやすさから、 短期の出張であればノートPCの代わりを十分果たしそうです。 iPad でメールをどのように使うか少々悩んだのですが Gmail のアカウントを使うことにしました。 で、色々調べてみたのですが、 以下の2つのことが同時に出来ずに困っています。

  1. From を大学のアドレスに設定する。
  2. iPad で Gmail を見る際にスレッド表示させない。
もし、解決策をご存じの方がいましたら、教えて下さい。 片方のみの実行は出来ます。 PCのブラウザでは同時に実行出来るのですが、 iPad では同時に実行出来ません。 まだまだ他にも分からないことはあるのですが、 まずはこれを解決出来ないかと思っているところです。 昔からのメールユーザーにはスレッド表示は不便な気がするのですが、 私だけでしょうか。
明日で震災から1年です。 テレビでは色々とドキュメンタリーの放映があると思うのですが、 震災直後は停電でテレビを見ることが出来なかったので、 ゆっくりと眺めてみようと思っています。

「研究推進報奨」(2012年3月8日)
今年度も山形大学研究推進報奨ということで、 賞状と報奨金を大学から授与していただけることになりました。 ある一つの評価の結果として、ありがたく感謝しております。 これからも引き続き授与していただけるように、 研究活動を続けていきたいと思っているところです。
震災から1年になろうとしています。 自分を含めて通常の生活を取り戻している方がほとんどだと思いますが、 復興は遥か遠く先にあるに違いありません。 時が経つに連れて復興への協力の気持ちがどんどん薄れてしまう、 この現実を歯がゆく感じます。 自分もまだまだ何か出来ることがあるのではないかと思っていますので、 1年のこの区切りで復興について振り返る人がたくさんいることを願っています。 研究者としても、震災を経験してからずっと取り組みたい課題がありました。 まだまだ見通しは立っていないのですが、 1年近く経ってやっとそれに向けての準備の一歩を踏み出したところです。 全く形にならない可能性もありますが、 何年経っても構わないので少しずつでも進めていきたいと思っているところです。

「祈り 〜涙の軌道」(2012年2月28日)
ミスチルの新曲「祈り 〜涙の軌道」が昨日からラジオ解禁となった様子で、 すでにお聴きになった方もおられるのではないかと思います。 映画「僕等がいた(前篇)」の主題歌になっていて、 映画の主題歌らしい素直なバラードとなっています。 何回か聴いた感想としては、サビ前のメロディが抜群に良いです。 アレンジとしては、最近の活動の流れの延長と言って良いと思いますが、 間奏でのベースの展開が久々に心地良いです。 今年はデビュー20周年ということでライブツアー「TOUR POPSAURUS 2012」が開催されます。 ファンクラブ先行予約(抽選)の結果は、 2口のどちらも第1希望は落選で1口のみ第2希望での当選でした。 公式サイトの先行も始まっていて、 第1希望のチケットを目指して申し込みをしているところです。 ドーム規模でもチケットを取るのが難しい。
話はガラッと変わるのですが、震災から1年の日が近づいて来ました。 福島県以外での被災地のがれきの処理を受け入れているのは、 現時点では山形県と東京都のみです(青森県もでした)。 色々な問題はすぐにも思いつく訳ですが、 がれきの処理が進まない限り復興への道が閉ざされます。 自治体が受入予定を表明した結果、反対の住民運動勃発、 という流れが全国に拡がらないように、 日本全体で被災地の復興のバックアップとなることを、今、強く願っています。 こうやってメッセージを書くことしか今のところ思いつきません。 何か出来ることがあったら、是非、教えてください。 そして、賛同していただける方、是非、復興の輪を広げて下さい。
またまた、話が変わって、久々にフジ系のドラマを毎週欠かさず見ています。 竹内結子主演、タイトル「ストロベリーナイト」。 ドラマ全体の冷たい緊張感漂う雰囲気がお気に入りです。 このドラマは刑事ドラマなのですが、 実は、刑事になろうかと思った時期もあったりします。 それも、結構、大人になってからです(これ以上の詳細は内緒ということで)。

「N.J.A. Sloane」(2012年2月21日)
今朝、符号理論の研究者では知らない人がいないと言っても良い AT&T の N.J.A. Sloane から、 近々 AT&T を退職することを伝えるメールが届きました。 Sloane の論文には、 自分の方向性を決めることにもなる重要なきっかけのものが幾つかあり、 (退職後も研究を続けていくと思いますが) 時代が過ぎていった感じもして、少し寂しいものです。

「ぞうのホートン たまごをかえす」(2012年2月19日)
娘の小学校での読み聞かせの会に参加していて、明日、 一年生の前で「ぞうのホートン たまごをかえす」を読みます。 練習を兼ねてさきほど子ども達に読んで聞かせたところ、 面白い展開だったみたいで大喜びでした。 今回、本を貸して貰っていたのですが、早速、購入することにしました。 出張の谷間で少し体力的な余裕がなく、 読み聞かせも重荷になっていたところもありましたが、 楽しい絵本がその気分を吹っ飛ばしてくれました。
「陽気なギャングが地球を回す」の続編 「陽気なギャングの日常と襲撃」を読んだのですが、 新幹線の中で急いで読んでせいか、 前半と後半のつながりが読み切れなかったので、 もう一度最初から読んでみようと思っているところです。

「陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎」(2012年2月16日)
昨日は学科の追い出しコンパでした。 研究室に卒業生(修了生)がいなかったので、 脇役としてオジャマ程度の気持ちで参加でしたが、 今期、 授業を担当した学生達と思いもよらず色々と話も出来て楽しい時間となりました。 何名かと引き続き2次会に。 学生達と出かけたのは何年ぶりだろうというぐらい久々でした。 2次会に行ったほとんどの学生は群論が楽しいと言ってましたので、 このまま代数系に興味を持ち続けてくれることを願っています。
前回の高知出張は、書類の〆切などもあり、 やっと、帰りに伊坂作品を読む時間が取れて、 初期の作品である「陽気なギャングが地球を回す」を。 テンポ良くストーリーが展開する中、考えさせる題材も飛び出し、 単なる娯楽作品に留まらない何かを感じることが出来るのではないかと思います。 まだこの時代は舞台が仙台ではないことが新鮮でした。 次の展開への伏線が目立ちすぎるのがちょっと気になりました。 次はこの作品の続編を読もうかと思っています。 伊坂作品にはまってしまった感じです。

「高知」(2012年2月12日)
セミナーに参加するために高知大に滞在しています。 今年度は極力講演を控えることにしていたのですが、 大浦さんからの依頼で即決で引き受け、はるばる高知に (岡山と愛媛で育ったので、 高知はどことなく懐かしい雰囲気があります)。 昨日は1日中セミナーで、今日は大浦さんと三枝崎さんと一緒に、 最近考えている問題を披露しながらのディスカッション。 符号をキーワードにはしていますが、 それぞれ異なるバックグランドを武器に話をするのは なかなか面白い時間でした。

日頃は散歩嫌いなのですが、 なぜかホテルの窓から見える高知城が素敵にみえてしまい、 夕方には、大浦さんと雑談をしながら高知城を散歩 (良い感じの写真が撮れました)。 昨日の懇親会のときの平木さんと大浦さんとの院生の頃の昔話、 今日の大浦さんとの今後についての話、 気兼ねなく昔のバカ話も将来の真剣な話も出来る研究仲間に感謝。

「モダンタイムズ/伊坂幸太郎」(2012年2月2日)
さきがけの研究期間で最後となる領域会議に参加して、 修了証書を授与していただきました。 領域会議での一コマです (このページにも何度か登場している1期生の長山さんとのツーショット):

あっという間の3年間でした。 終了ということで、ほっとしている気持ちと寂しい気持ちが入り交じっています。 さて、明日は、担当している授業「群論入門」と「群論入門演習」のテストです。 今日の午後、明日のテストのために4名の学生が質問に来ました。 質問に来るにも準備は必要なので、来た学生達は良い結果になると思います。 折角質問に来たことだし、名前でも覚えておこうかと思って名前を尋ねたら、 下の名前だけを答えられてしまい、笑ってしまいました。
今回の移動中には「モダンタイムズ(上/下)」を読みました。 移動中の時間は色々と考えてアイデアをまとめるには良いのですが、 最近は、伊坂幸太郎の作品を読むために時間を使っている感じがします (そのためか移動の疲労が格段に減っています)。 今回の作品は、国家、恐怖、歯車などがキーワードとして挙げられると思います。 前回読んだ「砂漠」とは全く異なる舞台設定でした。 あとがきや解説を読んで、この作品は「ゴールデンスランバー」 と同時期に執筆していた作品ということが分かりました。 舞台設定に類似もありますが、主人公は真反対の対応をという感じです。
本日は、かなりの大雪です。 ニュースによると、山形市は31年ぶりの積雪量(90センチ)ということです。 山形新幹線はほとんど運休ということで、 出張に被らなくて良かったです。

「完治?」(2012年1月26日)
左肘の関節の骨折からほぼ7ヶ月。 完治ではないのですが、 悪化すれば診察に来るということで、 昨日の診療で継続していた通院が終わりました。 肘の可動域は90%は回復し、 日常の生活にはそれほど影響はしない範囲まで回復したのですが、 手首から先の動きが悪いのとむくみと痺れることがあるので困っています。 自宅でリハビリを継続して行なうことで回復を願っているところです。 週に1回は通院していたために、 出張をセーブしていたところもありましたので、 これからは必要なところには出掛けて行きたいと思っています。 まず、今週末はさきがけの最後の領域会議です。 卒業証書をいただけるということで、楽しみにしています。

「砂漠/伊坂幸太郎」(2012年1月24日)
先週は樋口さん、今週は北詰さんに来ていただき、 楽しい時間を過ごすことが出来ました。 最近では、外からセミナーに来ていただいた際には、 必ずと言って良い程、 講演者の方を囲んでとある焼肉屋に行きます。 今回は先週と今週の連チャンとなりましたが、 それでも満足な味を提供してくれました。 他の選択肢を考える必要のないほどのお気に入りのお店です。
話は変わって久々にミスチルの話題。 デビュー20周年のドームツアーが発表されました。 ドームツアーなので、東北での開催はありませんので、 最寄りの東京ドームに参加するかどうかを迷いますが、 それでも申し込みが始まる頃には、参加したくなるんでしょう、きっと。
最後に伊坂作品の話を。 次の出張の移動時間にでも読んでみようと思って買っていた「砂漠」。 覚えていないほど、あっという間に読んでしまいました。 大学の4年間を舞台に成長する主人公とその仲間達。 楽しいだけでなく重く考えさせられる出来事もあり。 個人的には卒業式での学長挨拶の言葉が印象的でした。 この作品はカットバック方式は出ず、 淡々と時系列に書かれています。

「チルドレン/伊坂幸太郎」(2012年1月15日)
昨年後半は子ども達と一緒にゆっくりする時間と余裕がなかったので、 年末年始は出来るだけ子ども達と一緒にと思っていたのですが、 1冊だけ伊坂幸太郎作品を読む自由を作ることにして、 途切れ途切れの時間でも読めるように短編集の「チルドレン」を。 最近は斉藤和義を聴きながら彼の作品を読むのが非常に楽しい。 上手く表現出来ないのですが、清々しい気分になり、 「年齢を気にせずに」 難しいと分かっていてもやりたいことを追い求めなければと思わせてくれます。 その内容は、それは無理でしょうと笑われるようなとんでもないことから、 身近なことまで幾つかある訳ですが、ここで書ける身近なこととしては、 「幸福な朝食 退屈な夕食/斉藤和義」 のリードギターのフレーズが弾きたい、ってまあ下らないことです。 しかし、真剣に考えているところもあって、 誕生日には安っぽいのでいいのでエレキギターを買うかどうか、 非常に迷っているところです。

「セミナー(第10回)のご案内」(2012年1月11日)
以下のセミナーを開催します。 興味のある方のご参加をお待ちしております (学科外の方は場所などの詳細をお知らせしますのでご連絡下さい)。

今回は、理学部講演会として開催し、 他学科の教員や学生の方を含めて参加していただけるように、 準備をしていただいています。 興味のある方のご参加をお待ちしております。 今年度、最後のセミナーとなる予定です。

「セミナー(第9回)のご案内」(2012年1月4日)
2012年の最初のセミナーを以下の通り開催します。 興味のある方のご参加をお待ちしております (学科外の方は場所などの詳細をお知らせしますのでご連絡下さい)。

本年もよろしくお願いします。

2011年版はこちら

2010年版はこちら

2009年版はこちら

2008年版はこちら

2007年版はこちら

2006年版はこちら

2005年版はこちら

2004年版はこちら

2003年版はこちら