ひとりごと(2014)


(研究室からの風景)

このページではそのときに思っていることを書いたりしたいと思います。 毎日は書けませんが、日記みたいなものです。

「2014年終了」
今年も1年間お世話になりました。 12月に入ってから幾つかの締め切りに追われてしまい、 今日も研究室に来て(研究以外の)仕事をしていました。 ここ2週間ほどがあっという間に過ぎていった感じです。 片付かなかった仕事もあるので、来年に繰り越しです。
今年1年間を振り返ると、 引っ越しと新しい環境に慣れる作業での溜まった疲れがまとまって出てきてしまったのか、 体調を少し崩してしまい、 特に後半は、どこにも出張には行かずに大人しく過ごしていました。 新たな刺激を得る機会が減ってしまったので、 来年は元気よく動き回りたいと思っているところです。 来年もどうぞよろしくお願いします。
(2014年 12月 31日 水曜日 16:07)

「Paul Terwilliger 氏滞在」
今週の京大・数理研での研究集会には参加しなかったのですが、 今日、京都から戻って来た宗政さんと島倉さんから、 様子を教えて貰えました。 同僚であることの大きなメリットで、感謝しています。 同じく同僚の田中さんより、 今日から Paul Terwilliger 氏が東北大に滞在すると聞いています。 打合せなどお会いになりたい方がいましたら、 田中さんまでご連絡下さい。 滞在中のイベントは、 24日に開催される情報数理談話会の他には今のところ聞いていません。
(2014年 12月 20日 土曜日 21:29)

「大雪」
本日付けの日本経済新聞の記事によれば、 国立大学を「世界最高水準の教育研究」、 「特定の分野で世界的な教育研究」、 「地域活性化の中核」の3グループに分類して、 各グループ内で高い評価を得た大学に2016年度から運営費交付金を手厚く配分するとのことです。 グループ選びは各大学の自主性で決まるということなので、 各大学が将来の方向性を決定するという大切な決断を迫られる場合もあるかもしれません。
本日、数学会の東北支部会の案内を会員の皆様に発送しました。 目の前のやるべきことを済ませているだけですが、 一仕事片付いて、一安心です。 他にも幾つか片付けないといけない案件があり、 しばらくは締切に追われることになりそうです。
昨日から山形に居たときのような大雪です。 とは言っても、雪のパワーが弱いので、大した積雪ではありませんが、 ちょっと懐かしい、綺麗な風景です。
(2014年 12月 18日 木曜日 21:36)

「寒い」
去年の冬は寒さをほとんど感じなかったのですが (というか、いつも暖かかったのですが)、 今年の冬はとにかく寒い。 1年で体が慣れてしまったのでしょうか。 寒くなって来たので、 去年の冬に引き続き、今日、庭の木に野鳥のエサ場を作って、 リンゴを置いておきました。 子供達によると去年はヒヨドリが来ていたそうです。 今年も来てくれると良いのですが。
来年の2月14日に日本数学会の東北支部会が東北大にて開催されます。 東北支部の評議員として準備を進めているところです。 昨年度は一般講演の申込が少なかったそうなので、 東北支部の会員の皆様、ご検討をよろしくお願いします。 懇親会への参加もよろしくお願いします。 一般講演、旅費援助、懇親会への申込などの案内は、 今週中に郵送にて発送しますので、しばらくお待ち下さい。
金曜日は、 組合せ論セミナーの懇親会でお寿司の食べ放題に連れて行って貰いました。 食べ放題と言っても、 (機械でシャリを握るのではなく)板前さんが目の前で握ってくれるお寿司で、 美味しく食べることが出来ました。 居酒屋ではなく、たまにはこういうのも良いかもしれません。
(2014年 12月 14日 日曜日 20:37)

「校正の作業」
先週末に、2つの論文の校正の作業を済ませたのですが、 どちらの雑誌も2回目の校正があり、修正の確認をすることが出来ました。 2回目の校正をする雑誌は多くはないと思うのですが、 過去に意図していない修正が施されたこともあるので、 2回目の校正をさせて貰えるのは非常にありがたいと思ったところです。 2倍のコストが掛かるとは思いますが、是非とも、 どの雑誌もやって貰いたいと強く願っています。
朝日新聞の記事によれば、 文科省が私立大の定員超過抑制への対策として、 私学助成金の交付要件を 現行の入学者が定員の130%以上 (全体の定員が8千人以上なら120%) だと助成金を交付しない基準を10%下げる案が軸になる見通しということです。 受験生への影響はもちろん、 私立大だけでなく国立大の入試判定にも影響が出そうな雰囲気です。
(2014年 11月 30日 日曜日 21:23)

「Windows マシンの更新」
研究室では、タワー型の Linux マシンとノート型の Windows マシンを併用しているのですが、 少し前から Windows マシンですが、 立ち上がりに負荷が掛かったときに動作がおかしく、 どうも電源周辺の調子が悪い様子。 別の新たな使用用途もあり、 またバックアップも兼ねることにして、 完全に動かなくなる前に、思い切って新しいマシンに移行しました。 古い方はまだ保証期間なので、修理して貰えるかどうか問い合わせてみることに。
段々と寒くなり外に出掛ける機会が減る季節になったので、 家の中で子供達と遊ぶために子供達と相談して、 今日「オセロ」を買いました。 早速、家に戻って、 何十年ぶりとなるオセロの勝負を小学2年生の長男としてみましたが、 まさかの負け。結構、ショック。 すぐに再戦して勝ったのは大人げなかったかも。
(2014年 11月 23日 日曜日 21:43)

「ランチ会」
毎週金曜日のお昼には、 ここの数学教室の教員でそのときに空いている方でランチを食べに行っています (義務ではなく、そのときに暇な方だけの自由参加)。 コミュニケーションを取る良い機会だと思って、 出来る限り参加させて貰っています。 世間話だけでなく、授業の話、 研究の話などいつも楽しいランチ会になっていますが、今日のランチ会では、 カブトムシの研究をしているという小島渉さん (東京大・情報学環・学振特別研究員)という方を教えて貰いました。 「振動による地中のコミュニケーション: 集団生活をおこなうカブトムシにおいて、蛹の振動は幼虫の侵入を防ぐ」、 「カブトムシは哺乳類と鳥類によってオスに偏った捕食を受ける」 という論文(タイトルは和訳)を書いておられるようで、 先日の筑波大の進化生態学セミナーでは「カブトムシの自然史を探る」 というタイトルで講演をされた様子です。 専門家の存在に少々興奮気味です。 是非とも一度お会いして、 今、取り組んでいるカブトムシの実験の話などを聞いて貰いたいと思っているところですが、希望が叶うかどうかは全く分かりません。
(2014年 11月 21日 金曜日 21:15)

「足音~Be Strong/Mr.Children」
Mr.Children の2年7ヶ月ぶりとなるシングル「足音~Be Strong」、 明日発売です。今日、手に入れて、 早速、聴いて、久々の活動を楽しんでいます。 今回のカップリング「Melody」の出来が非常に良い。 Mr.Children のカップリングの曲はクセのあるのが多いのですが、 素直なポップなメロディー。 あと「足音~Be Strong」は Mr.Children のセルフプロデュース。 プロデューサーの小林武史氏の名前がないのは記憶にないので、不思議。
昨日は、 この春に大分大学を定年退職された末竹千博さんが組合せ論セミナーで 「Hadamard matrices of order 3m+1 admitting a group of order m」 というタイトルの講演をされました。 前日にもセミナーをしていただき、 アダマール行列の新たな構成方法について教えて貰いました。
最後に 「羽衣チョーク」の羽衣文具が年度末で廃業するというニュースを聞きました。 あの堅さが大好きで、山形大のときは、羽衣チョークを愛用していました。 主に授業を担当する東北大の全学教育ではチョークが教室に常備されているので、 個人でチョークを持ち歩くことはなくなったのですが、 別のメーカーのチョークなので、何本も折ってしまって困っています。
(2014年 11月 18日 火曜日 21:43)

「博士研究員募集中」
情報科学研究科では、現在、博士研究員(有給)を募集しています。 詳細は、情報科学研究科のトップページからご確認下さい。
先週の金曜日には、 千葉大の北詰さんに来ていただき組合せ論セミナーにて 「Rudvalis 単純群の周辺」 というタイトルでお話をしていただきました。 内容は(私の理解に勘違いがなければ)、 Rudvalis 群の理解から改めて始めて、 4060次の置換表現に関係する符号の考察など、 ここ数年間に着々と進められた結果の紹介で、 有限単純群をキーにして符号やグラフがたくさん登場する楽しい話でした。 明日は、広島大の奥田隆幸さん(昨年までここにポスドクで居られた)が、 理学研究科のセミナーで話をされるということで聞きにいこうかと思っています。
先週、投稿中だった論文が電子出版の雑誌 International J. Combin. に accept されました。 この論文では、V.D. Tonchev 先生の60歳をお祝いしています。 Tonchev 先生は、 自分が博士課程に進学して勉強を続けたいと思った切っ掛けになったと言っても良い存在の方で、 若い頃から継続的にコミュニケーションを取らせて貰っています。 早めの出版を期待して、電子出版のこの雑誌を選びましたが、 実際の60歳からは少し時間が経過してしまいました。 ささやかながらお祝いになればと思っています。
(2014年 11月 11日 火曜日 20:38)

「三浦佳二さん、おめでとうございます」
本研究科の数学連携推進室所属の 三浦佳二さんが「第3回藤原洋数理科学賞・奨励賞」を受賞されました! おめでとうございます。 三浦さんは同じ研究科に所属しているというだけでなく、 JSTの数学領域のさきがけの同期生でもあり、 本当に嬉しく思っています。
(2014年 11月 5日 水曜日 17:37)

「学祭」
今日、子供達を連れて大学祭に行って来ました。 規模の大きさと人の多さにビックリ。 色々回ったのですが模擬店以外で子供達が入ったのは、 天文系と鉄道系の同好会だけでした。 模擬店は多く子供達は楽しめた様子で、来年も行きたいとのこと。
山形大時代の教え子から、結婚と出産のお知らせが。 Kさん、結婚おめでとう!Sさん、出産おめでとう!
(2014年 11月 2日 日曜日 19:20)

「広島組合せ論セミナー」
広島大学と広島工業大学を会場にして「広島組合せ論セミナー」 が今後継続的に開催されるそうです。 詳細は公式 ページをご覧下さい。
無事にワークショップでの講演も終わりました。 今日話した内容は、 どこかで話をしたかった内容だったので、良い機会になりました。 何をやりたいのか、何が分かっているのか、何が分からないのか、 十分に伝えられたと思います。 1週間前にスライドを完成させた後も練習をしながら細々したところを変更していたので、 その作業から脱することが出来て一安心です。 一つのことに取りかかると切り替えがなかなか出来ないのは悪い癖。
(2014年 10月 31日 金曜日 22:12)

「Workshop on Hadamard Matrices and Combinatorial Designs」
すでにこのページやメーリングリストなどでもお知らせをしていますが、 10月31日に1日ワークショップ 「Workshop on Hadamard Matrices and Combinatorial Designs」 を東北大・情報科学研究科で開催します。 詳細は、こちらをご覧下さい。 たくさんの皆様のご参加をお待ちしております。
今日は、小学校が中心となって行われた地域防災訓練があったので、 家族で参加して来ました。 地区ごとに分かれた訓練があり、担当は仮設トイレの組み立てでした。 保護者の方から震災当時の様子なども教えて貰ったりして、 対策の必要性を改めて実感したところです。 子供達は、津波への対策の模擬実験みたいものを経験させて貰っていました。
数日前に、レフリーレポートが届いたので、 今から最終作業をして revised version を提出したいと思います。
(2014年 10月 18日 土曜日 21:06)

「ワークショップ:予告」
Robert Craigen 氏の東北大滞在を機に、 10月31日に1日ワークショップ 「Workshop on Hadamard Matrices and Combinatorial Designs」 を東北大・情報科学研究科で開催します。 数日中に、プログラムなどの情報を公開出来ると思いますので、 しばらくお待ち下さい。
(2014年 10月 15日 水曜日 14:20)

「科研費の申請書類」
研究代表者として申請する科研費の申請書作成とデータ入力が終了しました。 昨年度、終了年度の前年度申請をして不採択だったので、 その書類を見直すことから始めましたが、 作業を始めると思った以上に変更箇所が見つかり、 申請書に関しては水曜日には完成と思ったのですが、 さらなる変更で完成が今日になってしまいました。 やりたいことは十分伝えられたと思っていますので、 あとは結果を待つだけです。 分担者、連携研究者になっていただいた方に改めて感謝しているところです。 重複申請の出来る特設にも出したいところですが、 やりたいことはあるのですが空想状態でまだ申請書を書けるレベルには達していないので、 来年度には間に合うように準備をしておきたいと思っているところです。 あとは、分担者を依頼されている方の科研費の書類作成の手伝いをして、 科研費申請の仕事から卒業です。
今日は、山形に出掛ける用事があったので、帰りに、 長男がずっと行きたいと言っていたニジマスの釣り堀へ。 前に行ったときはなかなか釣れなくて焦れたかったのですが、 今日は、竿を入れた瞬間に釣れて、逆に楽しみが少なかった感じでした。 山形にいたときは何度か行ったことはあったのですが、 あの頃よりも子供達は成長して自分達で釣れるようになっていて、 楽しかった様子です。
(2014年 10月 11日 土曜日 23:06)

「TV番組:スーパーJチャンネルみやぎ」
昨日の試合は、 星野監督の最後ということで、こんなボードを持って参加しました。 そういうこともあってか、 試合のあとに、球場でTV局のインタビューを受けました。 夕方のスーパーJチャンネルみやぎ (テレビ朝日「スーパーJチャンネル」の宮城県ローカルパート、東日本放送) にたった1つだけですが、インタビューに答えているところが流れました。 インタビューは10個ぐらいされたのに・・・ 映してくれただけも感謝ですかね、良い思い出になりました。 脱線しますが、 TVに映った姿を見て、痩せないといけないと思ってしまいました。 今度は、研究でインタビューされるようになれると良いのですが、 可能性はゼロに近そうです。
研究代表者として申請する科研費の書類が、 予算などのデータ入力を残してほぼ完成して、安心しているところです。 見直しを何度も繰り返して、自信が持てるものになったと思います。 まだまだ修正&改良点が見つかりそうですが、 研究も授業もあるので、そろそろこの作業から離れたいと思います。 どうも不器用で、一つのことしか出来ない自分がもどかしいです。 歳を重ねる毎にその傾向が強くなって来ている気がするので、 何とかしたいところです。
12月に京都大の数理解析研究所で開催される 「有限群とその表現、頂点作用素代数、代数的組合せ論の研究」 ですが、 ここの田中さんが代表者になっていることから準備状況を教えて貰っています。 面白そうな講演がたくさん組まれていますので、楽しみにしているところです。
(2014年 10月 8日 水曜日 19:35)

「星野監督、お疲れ様でした」
日付が変わってしまいましたが、 本日、楽天イーグルスの最終戦。 昨日の試合が台風の影響で今日に順延になったおかげで観戦することが出来ました。 試合は9回を終わって1−1のまま延長戦。 10回裏、得点機に応援する ベニーランドのCMソングの替え歌のチャンステーマの大合唱でしたが、 2点差を追いつけず、残念ながら2−3で負け。 試合終了後に星野監督引退セレモニーがあり、 ライトが落ちて真っ暗になり、 観客全員に配られたペンライトがとても綺麗に光る中、 監督からの最後の挨拶がありました。 4年間の思い出、今後のチームのこと、そして観客へのリクエスト、 とても印象的な挨拶でした。星野監督、お疲れ様でした。 1年間ありがとうございました。 仙台での生活に楽しみを与えてくれました。
星野監督のセレモニーの後に、 最終戦ということで選手の皆さんがグラウンドを1周してくれました。 来シーズンを楽しみに待っておきます。
(2014年 10月 8日 水曜日 00:25)

「授業開始&大浦学さん」
今期の授業担当は全学教育の「解析学B」で、本日から始まりました。 先ほど、久々の授業で気持ちいい汗をかいて研究室に来たところです。 何度担当しても初回の授業はドキドキします。 担当したクラスは反応もあり明るそうな雰囲気で、楽しく頑張って授業も出来そうで一安心です。
大浦学さんが、 10月1日に金沢大学の理工研究域数物科学系の教授になられました。 おめでとうございます。 益々、ご活躍していただき国内の代数的符号理論を発展させていただくように願っています。
このページは、平日の夜や休みの日に書き込みをすることが多いのですが、 島倉さんからの提案で、少し前から日付の表記方法を変えて時間まで記録することにしました。 久々に平日の日中に研究室から書き込みをしています。
(2014年 10月 7日 火曜日 13:58)

「今シーズン終了:5勝11敗」
昨晩は、ファンクラブ無料招待のチケットがあったので、 家族全員で今シーズン最後の「東北楽天イーグルス」の試合を観戦。 無料チケットだったのですが(妻に12時から並んで貰い) 先着順の1000円でのバックネット裏へのアップグレードが出来て、 座席はゴールデンシート17列15番から18番。 目線はこんな感じで、 投球がキャッチャーミットに収まるときの音もばっちり聞こえ、 試合の様子が抜群に分かる、今までに観た中で一番良い座席でした。
またまた、巡り合わせが悪く(先発ピッチャーのローテンションが悪いのか) 試合は負けてしまいました。 今シーズンの観戦結果は5勝11敗で、 チームの勝率よりも大きく下回ってしまいましたが、 初めて観に行ってから5ヶ月弱の今シーズン、たくさん楽しませて貰いました。 本拠地で2試合を残していますが、一足先にシーズン終了です。
今日は子供会のリクリエーション行事で、 近くの遊園地「八木山ベニーランド」へ。 大人は入場券、子供はフリーパスのサポートがあり、 家族で遊園地に行ってもフリーパスを買わないので、 子供達は自由に何度も乗れて大喜びでした。 お昼過ぎで子供会の行事は終了しましたが、 フリーパスがあるのでその後も随分と付き合わされて戻って来ました。
さて、科研費の書類の準備が始められていません。 学内締切が15日なのであと10日ほど。 昨年度、 最終年度の前年度申請をしたものをアップデートしたいと思っていますが、 まだ Tex のファイルのダウンロードもしていません。 早く研究組織に入って頂く方にお願いもしなければ。 今年は(今年も?)気合いを入れて書き上げます。
(2014年 10月 4日 土曜日 16:36)

「第55回情報科学談話会」
本日、ここの情報科学研究科の談話会にて、 「情報通信を支える1つの数学~誤り訂正符号という組合せ構造~」 というタイトルで話をさせていただきました。 研究科全体の教員と院生向けの談話会ということで、 どのような分野の方に聞きに来て貰えるか全く分からなかったので、 準備段階では非常に悩んでいましたが、 符号理論について高校生向けに話をするときの話題を前半に、 後半にはなぜ数学の立場で符号理論の研究をするのかということと、 ここでやりたいことなどの話をさせて貰いました。 準備に十分な時間を費やしたので、 自己評価では、伝えたいことは十分に伝えられたと感じていて、 満足しているところです。 数学教室の方をはじめとして、 思っていた以上の数の方に参加していただきました。 参加していただいた皆様にお礼申し上げます。 ずっと気になっていた仕事が片付き、一安心です。
新聞の話題を。 大学1年生のときからある全国紙の新聞をずっと購読していたのですが 10月1日から、(色々な要因で)地元紙に変更しました。 慣れ親しんだ紙面が代わり、慣れるまで時間が掛かりそうです。
(2014年 10月 2日 木曜日 21:15)

「Robert Craigen 氏・情報数理談話会」
以前に仙台に滞在することをお知らせした Craigen 氏の談話会「Structure and permutation symmetry of matrices」が10月30日に開催されることになりましたので、 興味のある方は、是非ともご参加下さい。 詳細はこちらをご覧下さい。
次に楽天イーグルスの話題ですが、 9月29日と30日に、 内野席が一人1000円という東北大学優待企画があったので、 昨日、行って来ました。 席は、3塁側内野席Bの7列146番~149番。 内野席の一番外野寄りの席で、 応援団(外野席)の真横で応援がダイレクトに感じられる楽しみを味わえました。 この2日は東北大学以外にも子供会などにも一人1000円の優待企画があったので、 周りは家族連れも多く、いつもに比べてほんわかしていました。 目線はこんな感じ。
1回表にイーグルスの選手達が守備につくときに、 ファンサービスとして、サインボールを1、2個観客席に投げ入れてくれます。 座席目の前のレフトは、松井稼頭央選手。 長男と一緒に「松井稼頭央デー」で貰ったプラカードを掲げてアピールしたら、 気付いてくれてボールを投げてくれました。 日付入りの直筆サインボール、大切にします。長男は大喜び。 早速、帰りにサインボール入れのボックスを買いました。 どの試合も競争率が高くなかなかサインボールを手にすることが出来なかったの ですが、これで今年の目標を達成しました。 試合は、優勝が掛かっているオリックス相手で負けてしまい、 これで観戦試合は、5勝10敗。大きく負け越しました。
本日から後期が開始。仙台に来て1年が経ちました。
(2014年 10月 1日 水曜日 08:25)

「やっぱり5勝9敗」
昨日の試合、まさかというかやはりというか、嫌な予感通りの敗戦。 5回裏の岩崎選手の同点時には会場全体が揺れるほど盛り上がりましたが、 1点負けでの9回裏ノーアウト1塁、 追いつけると球場全体が信じている中、 代走森山選手が盗塁した際に、嶋選手が三振+守備妨害で走者もアウト。 非常に後味の悪い終わり方でした。 どうも最近は試合時間が長い。 昨日も4時間近い試合で、終わったのは午後10時前でした。 今回も東北大の萩友会の年間シートで、 3塁側内野席上段(内野席の後方)、 27列33番から36番。視線はこんな感じでした。
昨日の試合で東北大の萩友会の年間シートは終わり。 たくさんの試合を安く観ることが出来たことに感謝しています。 来年度も、是非、同じ企画を実施して欲しいと願っています。 楽天イーグルスの残り試合も少なくなって来ました。 あと1試合、観に行ければ良いなと思っているところです。
何とか何とか、談話会のスライドの大枠が完成しました。 あとは、詳細のチェックと細かな部分の調整をしたいと思います。 何とか完成までの目処が立ち、少し安心しているところです。
(2014年 9月 28日 日曜日 17:21)

「JSTの数学系の新領域のさきがけおよび CREST」
JSTの数学系の新しい領域である 「社会的課題の解決に向けた数学と諸分野協働」(さきがけ)、 「現代の数理科学と連携するモデリング手法構築」(CREST) の新規採択課題の発表がありました。 西浦数学領域のさきがけ研究者の石川博さんと吉田朋広さんが CREST に採択されていました。おめでとうございます。 詳細は、公式サイト(こちら(さきがけ)こちら(CREST))をご覧下さい。
来週の談話会の準備が進んでいません。 前回、さきがけをさせて貰って多くのことを学ばせて貰いましたが、 その中の一つにプレゼン方法の改善があります。 結果が伴っているかどうか分かりませんが、 さきがけ終了後のプレゼンではそれまでに比べて内容の検討にかなりのエネルギー を注いで来ました。 今回は、聴衆がどのような分布になるか分からないので、 何をどう話すのか、色々と考えすぎて悩んでしまい、 スライドの作成の取りかかりが遅れてしまいました。 週末にはスライドをどうにか仕上げたいと思っているところです。
強いぞ、楽天イーグルス。 今日も勝って、この10試合は9勝1敗。 その1敗が、この前観に行った試合。 実は、明日の試合のチケットを東北大の萩友会から購入しています。 明日、観に行って負けたりしないだろうかと戦々恐々・・・。
(2014年 9月 26日 金曜日 21:57)

「Journal of Algebra, Combinatorics, Discrete Structures and Applications」
V.D. Tonchev 氏より彼が Editorial Board のメンバーになっている 新しい雑誌が発刊されたという連絡がありました。 折角なので、ここでも紹介させていただきます。 国内では、小関さん(国立情報科学究所)と城本さん(熊本大) のお二人が Editorial Board のメンバーになっています。 詳細は、公式サイト Journal of Algebra, Combinatorics, Discrete Structures and Applicationsをご覧下さい。
(2014年 9月 23日 火曜日 10:12)

「5勝8敗」
今年13回目となる家族で楽天イーグルスの試合を観戦。 今日の試合は子供達にとっては特別なものになったに違いありません。 試合開始のときにベンチからフィールドに選手を送り出すイベント 「ビクトリーロード」の参加に当選して、 チアガールの方と一緒に選手を送り出すという本当に貴重な体験をさせて貰いました。 画像では見えにくいのですが、4人の子供のうちの右から1人目と3人目が子供達です。
今回も東北大の萩友会の年間シートで、 今までで最高の席種のゴールデンシート(バックネット裏の下段)で、 21列61番から64番。 目線は上のような感じで、良い席で見ることが出来て嬉しかったです。 試合内容は、 1回表で4点を取られて敗戦ムード一杯でしたが、 追いついては引き離されるを繰り返し、 とうとう8回裏に逆転。 最高に楽しい試合にと思った矢先、9回表にまさかの再逆転で、10−12で負け。 負けはしましたが、 10点も入ったので得点機の盛り上がりも多く2試合分ぐらい楽しめたに違いありません。 これで観戦試合は、5勝8敗。 しかし、声を出して手拍子で応援をして良い運動になり気分転換になります。 5月に初めて行ったときは試合終了までが長く感じましたが、 集中力も付いたのか全く気にならなくなりました。 先週は1試合観に行く予定だったのですが、体調不良で自重。 観られるのは残り1試合となるかもしれません。
(2014年 9月 21日 日曜日 21:51)

「籾原さんの集中講義」
今週は熊本大の籾原さんに集中講義に来ていただきたっぷりと1週間勉強させて 貰いました、 と書きたかったのですが、 先週末からの風邪をこじらせてしまい気管支炎になってしまい、 前半2日間はダウンして休んでしまいました。 後半2日間と談話会だけになってしまいましたが、 勉強させて貰いました。 MUB の基本的な部分の勉強も出来たのが個人的には良かったです。 準備にも十分な時間を取っていただいた様子で、 スライドも整理されたもので、院生も良い勉強の機会になったと確信しています。 若さ溢れるエネルギッシュな講義でした(羨ましい)。
さて、アダマール行列を専門にしている Robert Craigen 氏が10月15日から12月5日までここに滞在することになったことを 宗政さんより聞きました。 この機会にコンタクトを取りたい方はご連絡下さい。
今週はあっという間に過ぎてしまいました。 水曜日には、研究集会でこちらに来ていた樋口さんが挨拶に来てくれました。 また、同じ日には、偶然、 キャンパス内で山形大を定年退職された尾方さんに久々の再会をすることが出来ました。 退職まで隣同士の研究室で、本当にたくさんの話をした方です。 談話会の準備や科研費の書類作成などを抱えながら、 夏休み最後の10日間を楽しみたいと思います。
(2014年 9月 20日 土曜日 19:34)

「International Journal of Combinatorics(再)」 (2014年9月12日)
8月も同様な案内を書きましたが、 Editorial Board に参加させて貰っている雑誌 「International Journal of Combinatorics」についてお知らせを。 オープンアクセスという方法で運営されていて 通常は Article Processing Charges として出版時に著者に経費の負担が求められるのですが、 8月に続き今月もこの Article Processing Charges が免除されることになっています。 是非、この機会に投稿先として検討して貰えれば幸いです。 今後はオープンアクセスの雑誌が増えていくのではないかと思っています。 ICMでもオープンアクセスの雑誌についての話題提供があったと、 宗政さんから教えて貰いました。
9月22日、10月17日に組合せ論セミナーが開催されます。 詳細は公式ページ(トップページにリンクあり)でご確認下さい。 11月7日にも組合せ論セミナーが開催される予定です。 前期は、仙台で代数的組合せ論シンポジウムと夏の学校が開催されたもあり、 組合せ論セミナーの開催が少なかった感じがしますが、 後期は前期以上に開催されそうで楽しみです。
長年愛用の研究室のデスクトップPCのキーボード。 とうとう CTRL キーに穴が空いてしまいました。 そろそろ交代の時期なのかも・・・ なかなか相性の良いキーボードが見つからずに困っています。

「5勝7敗」(2014年9月10日)
昨日は、今年12回目となる家族で楽天イーグルスの試合を観戦。 前半で0−4で負けムードいっぱいでしたが、途中、打線が爆発し、 初めてのサヨナラ勝ち! 4時間を超える試合でした。 今回も東北大の萩友会の年間シートで、 迫力満点の一塁側フィールドシート9列42番から45番。 目線はこんな感じです。
フィールドシートや内野席は周りの方も熱い方が多く、 昨日も盛り上がって応援することが出来ました。 これで今年観戦した試合はトータルで5勝7敗。 シーズンも残りあと1ヶ月ほどです。 残り、萩友会の年間シートであと2試合、 東北大学優待企画(教職員1000円、学生無料)で1試合、観に行きます。 勝ち越して終わりたいです。
今年のシーズン当初には、 家族の誰もが同郷の星野監督ぐらいしか知らなかったのですが、 今では個々の選手のことも詳しくなりました。 子供達はファンクラブに入会し来年の更新も済ませました。 私も来年からファンクラブに入会する手続きを済ませました (ミスチルのファンクラブを1口やめて)。 そうそう、各選手、打席に入るときに(登板するときに) 登場曲が流れるのですが、銀次選手がミスチルの「蘇生」、 枡田選手もミスチルの「Everything(It’s you)」で、 球場で聴くミスチルも良い感じです。 そう言えば、 山形大在籍時に同僚だった内山さんからよく楽天イーグルスの試合を観に行ってい るという話を聞いていたことを思い出しました。
今日、科研費の申請についての案内が事務からありました。 基盤(B)が今年で終わりますので、新規に応募しなければ。 昨年は最終年度の前年度申請をして不採択でしたので、 その作文の見直しから始めようと思います。 余力があれば、特設にも出してみたいのですが、 良い題材が見つかればと思っているところです。
来週は、籾原さんによる集中講義です。 たくさん、勉強させて貰いたいと思います。 金曜日の談話会は、たくさんの方のご参加をお待ちしております。

「数学通信・編集後記:その後」(2014年9月6日)
数学通信の編集委員をさせていただいていて(名ばかりなので恐縮ですが)、 見ていただいている方もおられるかと思うのですが、 毎号書かなければいけない編集後記に苦労しています。 最新号(8月発行)の編集後記では、 白い眼をしたカブトムシ(白色眼突然変異体)の飼育について書きました。 今年も無事に白い眼をしたカブトムシの累代飼育をすることが出来ました。 毎夏のことではありますが、 白い眼をしたカブトムシを絶やさないために、 まずは次世代を確保することが出来て一安心です。 このページでも書きましたが、 今年は累代飼育だけではなく、 白い眼をした個体の劣勢遺伝性を用いた生殖行動についての考察実験を行いました。 詳しいことは、別の機会にまとめて報告したいと思いますが、 結果が出るのは来年の夏に羽化したときなので、結果が出るまで、 大切に飼育していかなければいけません。 今日、今までの産卵数のチェックをしました。 なかなか産卵してくれない個体もあったので、 実験として成り立つかどうか、不安に感じています。 足りない場合は来年も同じ実験をしたいと思います。 出来ればどんな形でも良いので論文として出版したいのですが、 生物の方(専門家)で助けていただける方がいるとありがたいです。 来年の夏に実験結果をまとめた際には、 どなたかに相談させて貰おうと思っているところです。 成虫のとき(産卵させるとき)の世話が一番重労働なので、 まだまだ生きている個体もありますが、 毎日の世話の重労働からは随分と開放されつつあるので、一安心です。 孵化さえしてくれれば幼虫飼育の世話は1、2ヶ月に一度で済みます。 仙台に引っ越しをしたことで自宅が広くなりスペースは出来たのですが、 個体数も多く飼育費が結構掛かるので、なんとかしたいところです。

「集中講義:籾原幸二氏(熊本大)」(2014年9月5日)
9月16日~19日に籾原幸二氏(熊本大)による集中講義が開講されます。 また最終日には16:30から 「Cameron-Liebler line classes with new parameters」 というタイトルの情報数理談話会も開催されます。 詳細は数学教室のトップページよりご覧になれますので、 興味のある方はご確認下さい。たくさんのご参加、お待ちしております。

「山形大でのメールアドレス」(2014年9月4日)
山形大でのメールアドレスについてのお知らせです。 現在は東北大でのメールアドレスに転送していただいていますが、 そのサービスが異動後1年を経過する今月いっぱいで終わるというお知らせが山形大学理学部の事務からありました。 10月以降は山形大でのメールアドレスは使えなくなりますので、 よろしくお願いします。 先ほど調べたところ、今年の4月1日以降、 41通(迷惑メールを除き)が山形大のメールアドレス宛てに届いていました。

「情報科学談話会」(2014年9月3日)
10月2日にここの研究科の情報科学談話会で話をさせて貰うことになりました。 タイトルと概要を早めに提出しなければいけなかったのですが、 悩む時間がそれほどなく、 高校生・一般向けに話をさせて貰うときに使っている 「情報通信を支える1つの数学」にしてしまいました (サブタイトルは少し変えました)。 数学の方以外も聞ける内容で準備をしたいと思っていますが、 高校生・一般向けの内容だと飽きてしまう方もいるかと思いますので、 いつもよりは深い話を織り交ぜようかと思っているところです。
昨日は、 一橋大の山田裕理さんに来ていただき組合せ論セミナーで講演をして貰いました。 内容は、ずっと詳しい話をお聞きしたかった Zkコード頂点作用素代数についてで、 頂点作用素代数については理解が足りない部分が多いのですが Zk-符号に関して取り組みたい題材も提供して貰いましたので、 勉強してみたいと思っています。 今日もセミナーの番外編的な話をしていただき、 今回は、仙台まで来ていただいたことに感謝します。

「4勝7敗」(2014年8月30日)
今週は前半3日間は新谷さんと須田さんに来て貰ってしっかり勉強させて貰い、 後半2日間は大学院入試ということで、1週間、 頭も体もたっぷりと使って仕事をして、疲れました (日頃の怠慢をこういうときに実感します)。
そのご褒美ではありませんが、昨日の夕方は、 今年、11回目となる楽天イーグルスの試合を家族で観戦。 どちらもなかなか良いところでのヒットが出ず、 9回を終えて2−2で、観戦試合初めての延長戦となりましたが、 残念ながら負け。これで観戦試合は4勝7敗。 4時間を超える試合で、 午後10時を回ったところで鳴り物を使った応援の自粛も経験。 声援と手拍子だけの応援も違った趣きで良いかも。
チェンジのときの待ち時間には、ちょっとしたイベントがあったりします。 選手タオルなどを振っているスタンドの様子をスコアボード横の大型ビジョンに映すのもその一つで、 9回表終了後のチェンジのとき、 大型ビジョンに(5秒程度ですが)初めて映りました。 実は、ビジョンに映して貰うのが、 今年の観戦時の家族での密かな目標だったので、結構うれしい。 本日も東北大の萩友会の年間シートで、 イーグルシート(バックネット裏) 29列75番から78番。ボールが見やすい良い席でした。 そういえば、終わり際に、 後ろの列の年配のご夫婦から 勝ったときに飛ばす白色のジェット風船をいただきました (ほとんど球場には来ることがないということで)。 本当に勝てなくて残念でした。

「夏休み終了」(2014年8月25日)
子供達の夏休みが昨日で終わりました。 山形と同じように仙台も少し早めのこの時期に夏休みが終わります。 お盆休みを含めて大学が夏休みに突入してからの3週間ほど、 何となく夏休みモードだった気がしますので、 今日からは通常モードで頑張りたいと思います。 早速ですが、 今日から静岡大の新谷さんと愛知教育大の須田さんに来ていただくことになっており、 一緒に挑戦したいと思っている題材について議論する予定です。
今では必要ないのに、今までの習慣で、今もかなり頻繁に JREC-IN(研究者人材データベース)の公募情報をチェックしています。 今年は例年よりも関係する公募が多く出ているような気がするのは気のせいでしょうか。 この秋の異動の話もチラホラ。 9月から異動のXさん、10月から異動のYさん、おめでとうございます。 新天地でのご活躍をお祈りします。
最近、知ったのですが European Cooperation in Science and Technology (COST) という日本でいうとJSTのようなヨーロッパの組織 (間違っていたらご指摘下さい)で、 「Random Network Coding and Designs over GF(q)」 というプロジェクトが採択されていて、 この題材に関する動向がヨーロッパで活発になっているようです。 有限体上のデザインに関してはここ数年大きな発展がありましたが、 ネットワークコーディングに関しては全くの無知なので、 今後の動向に注目しておこうかと思っています。
昨日の夕方、仙台は豪雨だったのですが、 ここのキャンパスでは瞬間停電が発生した様子で、 無停電電源装置(UPS)を付けていなかったサーバーが数台ダウンしていました。 気付くのが今日のお昼前になってしまって大慌てで立ち上げや再計算の作業を。 瞬停の発生率、 UPSのコスト(と設置場所の確保) とバッテリー切れなどのUPS自体のトラブルの発生率を考慮すると、 個人の計算用のサーバーにUPSが必要かどうかいつも迷ってしまいます。 備えの必要性はトラブルが発生してから痛感します。 今回は、今週末に計画停電があることもあり、 いずれ止めることになっていたので、 計算にもそれほどのダメージもなく良かったところです。

「4勝6敗」(2014年8月18日)
昨日は、今年、10回目となる家族で楽天イーグルスの試合観戦。 ここのところ、観に行った試合は4連続で負けていたのですが、 昨日は3−1で久々の勝利。これで4勝6敗。 昨日は、 勝つときは勝つという見本のような、 いや~、本当に観ていてしまりのある良い試合でした。 昨日も東北大の萩友会の(ミックス)年間シートで、 前回の2週間前の座席と同じでした。 1つ前の列の座席は、年間シートの方で、年配の銀次ファン。 昨日は銀次が大活躍したので、ハイタッチを交わし喜びを。 同じ席だったので、そういう楽しみも。
画像は、試合終了時とヒーローインタビューのお立ち台の場面。 勝ち試合でしか観られない風景です。 子供達は、 知らないうちに各選手の応援歌を覚えて大きな声で歌っています。 1試合通して観戦出来る集中力も付いたように思います。 そんな子供達の成長も感じられて微笑ましく感じます。 単純に楽天イーグルスの試合と応援が好きで球場に出掛けているのですが、 選手達の姿を見て、我々研究者の姿と重なる部分もあったり、 勉強にもなります(かなり違う部分もあるというご指摘もありそうですが)。 エースや4番打者だけではチームにはならない。 エースでも4番打者でもない自分の生き様を考えたりもします。
たっぷりと子供達と遊んだお盆休みも終わり、 本日から再始動というところですが、 今日は、色々と業務がありスロースタートとなりそうです。 10月始めには研究科の談話会で話をすることになりました。 そろそろどんな話をするか考え出さなければと思っているところです。
先ほど、論文リストを更新しました。 MathSciNet や arXiv の存在もあるので、 この時代に自分自身での論文リストの更新(公開)や PDF の公開に意味があるのかどうか、少々疑問を感じているところもあります。 このページの更新もそう感じているところもありますが、 取りあえず続けて来たことを評価して、 止めるのはいつでも出来るというスタンスでいることにします。

「離散数学とその応用研究集会2014」(2014年8月16日)
昨年度、世話人をさせて貰った「離散数学とその応用研究集会」ですが、 今年度は8月20日から22日まで開催されます。 プログラムが公開されていますので、 興味のある方は公式サイトをご覧下さい。 聞きたい講演があるのですが、 期間中に幾つか業務があって参加出来ないのが残念です。 今年度も盛会であることを願っております。
ここでも書きましたが、 この夏は、 白い眼をしたカブトムシの累代飼育だけではなく、 白い眼をしたカブトムシだからこそ出来るある飼育実験をしています。 100匹以上のカブトムシを30個以上の昆虫用のプラケースや衣装ケースを使って飼育していて、 日常の世話だけでもかなりの重労働ですが、 今年は子供達がそれぞれの分担を決めて世話をしてくれていて、 とても助かっています。
この画像は、 「カブトムシはどの果物が好きか?」という娘の夏休みの課題の一部の実験です。 用意した果物は、リンゴ、桃、スモモ、バナナ、パイナップルの5種類で (パイナップル以外はどれも我が家で与えていた果物です)、 ♂10匹、♀10匹を特大の衣装ケースに。 カブトムシが活動を始める夕方から1時間毎に個体数を数えていたようです。 さて、人気だったのはどの果物だったと思いますか?

「International Journal of Combinatorics」 (2014年8月15日)
Editorial Board に参加させて貰っている雑誌 「International Journal of Combinatorics」 ですが、オープンアクセスという方法で運営されています。 通常は有料である論文を見たりダウンロードしたりすることは無料なので、 その分、Article Processing Charges として出版時に著者に経費の負担が求められます。 そこで、本題ですが、 今月中にこの雑誌に投稿した場合、この Article Processing Charges が免除されることになっています。 是非、この機会に投稿先として検討して貰えれば幸いです。 雑誌提供の情報によればアクセプトの割合は23%ということのようです。 Editorial Board のメンバーとして、 良い論文がたくさん出版される雑誌になることを願っています。
火曜日に、投稿から14ヶ月も返事を待った論文がリジェクトになりました。 レフリーレポートは、 出版されるべき結果ではあるが投稿先としては適切ではないということでした。 1年以上前の結果なので中身を少々忘れてしまったところもあるので、 もう一度全体を読み直し、 イントロを中心に表現を改良したものを、 今度は早めの返事を期待しつつ、本日、再投稿したところです。 この研究は14ヶ月前には完成していたので、 山形大在籍時に行ったものです。 こういうときは、所属を書き換えずに現住所として東北大の所属を書くのが良いのか、 東北大の所属で研究は山形大で行ったとコメントをするのが良いのか、 どっちが良いのか迷いましたが、後者にして投稿しました。

「3勝6敗」(2014年8月10日)
気軽に書き込みの出来る Facebook の方は小まめに更新しているのですが、 こっちは、色々と書きたいことはあったのですが、 更新する機会を失ってしまい、久々の更新となりました。
5日から8日にここで開催された勉強会 「計算機の解析と代数への活用」の後半2日間に参加しました。 後半の2日間は、 宮田洋行さん(東北大)によるグレブナ−基底に関する入門講義で、 基本的な講義に加えて Risa/Asir による実習もあり、 2日間丸々たっぷりと勉強させて貰いました。 不変式に関する計算方法を具体的に教えて貰えたのが一番良かったです。 使えそうな計算があるので、近々、試してみることにします。
3日に楽天イーグルスの試合を見に行って来ました。 8月は TOHOKU GREEN をテーマにユニホームを緑色にして戦っています。 7回裏に飛ばす風船も緑色!! 試合は残念ながら負けで、これで観戦試合は3勝6敗。 そう、タイトルは、今年観戦した楽天イーグルスの勝敗数です。 得点機には、仙台市にある遊園地「ベニーランド」のCMソング (仙台市民では知らない人がいない?) の替え歌の応援歌を合唱するのですが、 とにかくそのときの球場全体の雰囲気が大好きです。 負けてしまった瞬間は落ち込む訳ですが、数日も経つと、 また球場に足を運びたくなるのは少々重症かもしれません。 今月は、17日と29日に球場に行く予定です (どちらも東北大萩友会の年間シートです、感謝!)。
夏祭りの時期ですが、最終日だったので、雨の中、 金曜日に仙台七夕祭に行って来ました。 前夜祭の花火祭、研究科の建物からも見えるということだったのですが、 子供達が行きたいと言わなかったので、今年はパスしました。 木曜日には山形の花笠祭りにも行こうかと思ったのですが、 天気が悪く諦めました(その日は雨で中止だったみたいです)。 来年は、花笠にも行こうと思っています。 来週はお盆ということで、大学は休みです。 毎年、この時期に出掛ける家族旅行に行ったりしながらゆっくりと過ごそうと思っています。 いつも行く山形の鶴岡の湯野浜温泉は長距離過ぎて諦めて、 今年は作並温泉に行って来ます。 途中、名前が少々数学的な定義山にも寄る予定です。 残念ながら「ていぎ」ではなく「じょうぎ」と読むそうです。 お盆休みの前に、 今日は、自宅で仕事をするよりも効率が良さそうなので日曜出勤。 久々の休日出勤の気がします。 数日前にアクセプトされた論文を雑誌指定のスタイルファイルを使って、 雑誌指定のフォーマットに変更して、提出しました。 細かな変更も多くて、結構、時間が掛かってしまった。 学会誌なので、各著者によるこのような作業は不可欠なんだろうと、 勝手に解釈し作業をしていました。

「星野監督の復帰試合」(2014年7月26日)
昨日は、病気で離脱中だった楽天イーグルスの星野監督の復帰試合でした。 一昨日にそのことが分かったので、 急遽、今回は、ライト側の外野指定席(5列目)を確保して試合を観てきました。 復帰イベントもあり、球場全体が楽天の勝利を信じて応援をして、 良い雰囲気を作り上げていましたが、結果はボロ負け。 こんな中でも勝てないことで、 現在、最下位である原因を感じられるのは寂しい限りです。 ライト側の外野指定席からの視線はこんな感じです:
昨日の夜はそれほど暑くもなく、ナイターはボールも良く見えて、 非常に気持ち良く試合を観ることが出来ました。 昨日、子供達は、キッズのファンクラブに入会し、 プレゼントのレプリカのユニフォームを貰ってご満悦です。
昨日は担当している1年生の線形代数の試験の答案返却日でした。 キャンパスが異なることもあり、 それほど受け取りに来ないと思っていたのですが、 半分近くの学生が受け取りに来てくれました。 このような返却のスタイルは初めてで、 受け取りに来る学生が少ないと思い事前にコピーを取っていなかったので、 学生が来るたびにコピーを取る作業に追われてしまいました。 次回からは、事前にコピーを取ることにしないといけないと反省。

「白い眼をしたカブトムシ」(2014年7月23日)
カブトムシの季節になりました。 白い眼をしたカブトムシ(白色眼突然変異体)の累代飼育を続けて、 10年ほどになります。 今年も100匹を超える白い眼をした個体が羽化して来ます。 次世代のために、産卵させなければいけないので、 ここからが毎年重労働です。 仙台に引っ越して来て、借りている家は少々古くなりましたが、 家と敷地が広くなったおかげで(家賃は高くなりました)、 作業が例年に比べて楽になりました。 それもあって、この白い眼をした個体達を使った実験を、 今年は実現したいと思っています。 実は、この実験は5年ほど前に行って原稿にまとめたのですが、 その結果を生物の方に聞いて貰った際に実験結果の記録方法の改善を提案されたこともあって、 再度、実験しなければと思って先延ばしにして来たものです。 結果は来年の夏に出ます。長丁場です。
今期は、17年目にして初めて2コマ連続の授業を担当しました。 いつもは1コマの授業だけで疲れ切ってしまうのですが、 何とか連続の授業を終えることが出来ました。 期末試験の採点も終わり、成績評価も済み、一安心しているところです。 今年は会議をなかなか欠席できない委員会を1つ担当していて、 少しだけ動きが悪くなっています。 今日からの京都大・数理研での研究集会も参加したかったのですが、 参加出来ずに残念です。
話がどんどん変りますが、 「International Journal of Information and Coding Theory」 という雑誌があり、2009年の発刊時より Editorial Board Member に名前を入れて貰っていました。 しかし、この雑誌、Vol. 1 は順調に出たのですが、 その後、なかなか出版されない状態で出版状況を非常に心配していました。 先日、公式サイトを確認したところ、 新しい体制で運営を行うことが発表されていました。 発刊時のメンバーは1名を除いて全員交代ということで、 お役目御免となりました。 今後は、順調に継続的に出版されることを願っています。

「楽天イーグルス、2 days」(2014年7月13日)
昨日と今日は、家族全員で楽天イーグルスの試合へ。 昨日はフィールドシートというベンチの横の迫り出した場所で見ることが出来 ました(フィールドシート5列26番〜29番)。 選手の動きが選手と同じ目線で見ることが出来て、迫力満点でした(画像左)。 試合は負けてしまいましたが、終盤の追い上げもあり楽しめました。 最高気温が30度を超えて、暑かった・・・。 今日は、3塁側内野席の13列96〜99番。 レフト前あたりでしょうか(画像右)。 昨日に比べてこの辺りから観るとボールの行方が良く分かって楽しかったです。 昨日の天候が嘘のように、今日は、開始前から雨。 前半での大量点での楽勝ムード、 雨の中ではありましたが気持ち良く観ることが出来ました。 昨日は暑くて大変でしたが雨の中もなかなか体力を奪われました。 子供2人が暑くても雨が降っても嫌な顔をせずに懸命に応援をしている姿を見て、 成長を感じることが出来て微笑ましい限りです。
そうそう、2日続けてこんな良い席で観ることが出来たのは、 東北大学の萩友会の年間シートのチケットを購入することが出来たからです。 感謝! これで、今年観に行った試合は3勝3敗。あと、何試合観に行けるでしょうか。
先週は会議などが多く、集中して研究をすることが出来なかったので、 この週末は、自分の研究ではなく、 ほとんど読み終えてレポートを書くだけの段階だった2本の論文のレフリーの仕事を仕上げて提出しました。 若い頃に、宮本雅彦先生から、 自分が1年間に書く論文の数の2倍程度のレフリーは引き受けた方が良い、 とアドバイスを貰ったことがあります。 毎年2倍以上の数を引き受けているような気がします。 幾つかの雑誌の編集の作業もさせて貰っていて、 レフリーの依頼の作業の苦労も理解していますので、 自分の対応が可能な限り、出来るだけ断らないようにと心掛けています。

「島倉さん、田中さん、お誕生日おめでとうございます」(2014年7月11日)
本日はここの島倉さんの、明日はここの田中さんの誕生日です。 誕生日は1日しか違わないのですが、 この1日が次年度の授業担当を決める際には大きく影響することになります。 毎週、金曜日にここの教室の若手を中心としてランチ会をしているのですが、 そこで、今日、珍しく(?)田中さんが島倉さんを夕食に誘っていたので、 どうしたのかと思ったらお二人の誕生会ということで、 誕生日であることを知りました。 誕生日が1日しか違わないのも何かの運命、 今までは良きライバルの関係だったと思いますので、 これからもそうであって貰えればと思っています。

「デスクトップパソコンのダウン」(2014年7月10日)
デスクトップとして主に使っていたパソコンがダウンしてしまいました。 少し前から怪しい雰囲気はあったのですが、 今朝、研究室でいつものように仕事を始めようとしたところ、 ハードディスクの一部が読み取れなくなった様子で、 動かなくなりました。 使用開始から5年が経過していたこともあり後継機を用意していたのと、 データのバックアップがあったので、 今日は仕事になりませんでしたが (購入先からのサポートもあり)、 なんとか明日からは普段通りに仕事が出来そうです。 データのバックアップのタイミングが良く、 失ったデータがなかったのは、幸運でした。 時間に余裕があるときに、 もっと早く新しいPCに移行しておけば良かったと反省。 バックアップの重要性を再確認しました。

「カブトムシ 山に帰る/山口進」(2014年7月9日)
久々に本を一気に読み終えました。 とは言っても、 この本は青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校高学年)になって いる子供向けの本。 先週末、本屋に寄った際に、子供が読んでみたいと言うことで購入しました。 どんな内容か、読み出したら大人も楽しめる内容になっていて、 一気に読み終えてしまいました。 カブトムシ博士を自負している私も知らなかったことが書かれてあり、 また書き方もしっかりしていて面白かったです。 カブトムシ好きの小学生のお子さんのいる方、 お子さんと一緒に読まれることをお勧めします。
昨日、我が家にグッピーが届きました。 引っ越しをされる数学教室の(元)秘書の方から頂きました(感謝!)。 我が家に来た初めての熱帯魚で、子供達が大喜びです。大切に育てます。
今日は、ここの数学連携推進室の瀬川さんとの打合せのために樋口さんが来られたので、3人で楽しく話をしながらランチを。 詳細は把握出来ていませんが、お二人が取り組んでいる量子ウォーク、 最近、流行しているキーワードの様子です。 瀬川さんは今度の学会で応用数学分科会の特別講演もされます。

「オープンキャンパス」(2014年7月4日)
7月30日と31日に東北大学では「オープンキャンパス」が開催されます。 今日、研究室紹介用のポスターを作成しました。 久々のポスター作成ということで、 内容作成よりも Tex の環境の確認の方に時間が掛かってしまいました。
久々に研究の話題を。 長さ n の ternary self-dual code の minimum weight d については d ≦ 3[n/12]+3 という不等式が知られており、 特に等号成立の場合は extremal とよばれます。 n ≡ 0 (mod 12) の場合の extremal な ternary self-dual code の存在は希であり、 同値を除いて、長さ12で1つ、長さ24で2つ、長さ32で1つ、 長さ48で2つ、長さ60で2つだけの例が知られていて全て extended quadratic residue code か Pless symmetry code という系列に属している状況でしたが、 昨年、Nebe-Villar によって初めて長さ60でこの2つの系列に属さない extremal なものが構成されました。 個人的には、 この2つの系列以外のものはないのではないかと思い込んでいたところもあり、 彼らの論文を目にしたときには、非常に驚きました。 その後、Nebe-Villar が構成した code は、 以前にも考えた構成方法で簡単に構成できることがすぐに分かったので、 先に構成することが出来たチャンスもあったことに、 思い込みの拙さを改めて実感したところです。 最近は、昔に比べて自分の直感がズレてきたような心配も。
昨日、須田さんとの共著論文を完成させることが出来ました。 新たに共同研究者が増えたことに感謝していることころです。 いずれ時期が来たら公開したいと思っています。
最後に楽天イーグルスの話題を。 どうも今年は負け試合が多い楽天ですが、 来週の週末の2試合を観に行きます。頑張って応援します。 東北大学の萩友会という同窓会のような組織のプレミアム会員になったので、 お陰で割引チケットを購入することが出来ました。

「夏の学校2014:参加者アンケート」(2014年6月29日)
以前に報告していますが、 「夏の学校2014」の参加者の皆さんに
・講義に関して(内容(テーマ)、レベル、方法、時間など)
・その他(参加者への連絡、宿泊、食事、値段、開催場所など)
の2つの項目についてのアンケートをお願いしていましたが、 回答を公式サイトで公表しました。 こちらが想定した回答だけでなく、想定外の回答もあり参考になりました。 回答していただいた方、どうもありがとうございました。 次回の開催の際に、世話人になる方には参考にして貰えればと思っています。 これで「夏の学校2014」の世話人としての仕事は完了で、 充実感と達成感で満足しているところです。

「第15回代数的組合せ論シンポジウム報告集」(2014年6月24日)
3月に金沢大を定年退職をされた伊藤達郎さんより、 「第15回代数的組合せ論シンポジウム」の報告集の残部を預かっています。 先日のシンポジウムの際に、希望者に配りしましたが、 まだ10部ほど残っています。 ご希望の方は至急お知らせ下さい。 1998年開催のシンポジウムの報告集ですが、 同時の雰囲気も感じる楽しみもあるかと思いますので、 お手持ちでない方、ご連絡をお待ちしております。 昨年開催の「第30回代数的組合せ論シンポジウム」 の報告集も残部があります。ご希望の方はお知らせ下さい。
土曜日は子供達の小学校の授業参観日でした。 仙台に引っ越しして初めて参加することが出来ました。 上の子は、転校してから随分と積極的になったように感じ、 安心しているところです。

「代数的組合せ論シンポジウム:終了」(2014年6月22日)
「夏の学校2014に」に引き続いて世話人をしていた 「代数的組合せ論シンポジウム」も盛会のうちに無事に終了しました。 講演者の皆様、参加者の皆様、どうもありがとうございました。 1日中講演を聞く日々が5日間続くという体験を久々にさせて貰いました。 当然ではあるのですが、色々な方と話をすることの重要性を改めて実感し、 話の中から今後の研究の種を3つほど見つけることが出来ましたので、 コンスタントに研究集会に参加しないといけないこと感じたところです。 東北大への異動の関係で、 昨年度と今年度の2年連続で「代数的組合せ論シンポジウム」 の世話人しましたので、 しばらくはゆっくりさせて貰おうと思っています。
この時期の山形の風物詩と言えばサクランボ。 定例の家族行事になっているサクランボ狩りですが、 仙台に引っ越した今年も、行って来ました!! サクランボは木によって味が全く違うので、 美味しい木を探せるかどうかが、サクランボ狩りのポイントです。 昨年から通っているサクランボ園。 昨年はまだ様子が分からなかったのですが、 今年はこれぞという木に巡り会えて、 美味しいサクランボをお腹いっぱい食べられて大満足でした。
最後に夏の学校の話題を。 夏の学校の講義のスライドの公開を行っています。 各講師の方の準備が出来次第、順次、公開していく予定ですので、 興味のある方は公式サイトにアクセスし、ダウンロードをして下さい。 夏の学校の残りの作業は、参加者への感想の集計だけになりました。 現在、感想の提出依頼を行っているところですので、 こちらも集まり次第、公式サイトにて公開して行く予定です。 最後の最後に感想を。 宿泊・会場担当の世話人としての感想は、 「講義を行った会議室のスクリーンが大きく大変見やすかった。 夜間に議論などが出来る会議室を無料提供して貰った。 最終日の夕食はバーベキューをさせて貰った。 ということで、良い環境を提供してくれた会場のホテルに大感謝。」 というところでしょうか。 個人的な感想としては、 私自身は主テーマのアソシエーションスキームの専門家ではないので、 単純にその勉強が出来ただけでも貴重な場所であった訳ですが、 (直感的な話で申し訳ありませんが) 平面上のアソシエーションスキームから空間上のアソシエーションスキームに研 究が移行し、そこで若手・中堅どころが活躍していることを感じました。 今後の発展を見守ろうと思っています。

「夏の学校2014:終了」(2014年6月18日)
本日、無事に代数的組合せ論「夏の学校2014」を終了することが出来ました。 非常に楽しい会になったと確信しております。 講師の方はどなたも夏の学校の主旨をよく理解していただき、 大学院生や非専門家向けの講義をしていただきました。 講師を引き受けていただいた皆様を始め、 参加者の皆様全員に改めてお礼申し上げます。 坂内英一先生、坂内悦子先生には、 今回のために帰国して特別講義をしていただきました。 心から感謝しています。久々に熱いお話を聞くことが出来ました。 世話人として、会場および宿泊関係を担当したのですが、 大きなトラブルもなく終えることが出来、ホッとしているところです。 この会場は、JST数学領域の領域会議で利用したことがあったので、 大体の雰囲気は記憶にあったのですが、 想定した以上に良い環境だったので、 ここで開催して良かったと思いました。
講義中はそれほど対応する事案も発生せず、 十分に集中して楽しく講義を聞くことが出来たのはラッキーでした。 夜は、ゆっくりと温泉に浸かったり散歩をしたりと日頃とは異なる生活が出来、 また同部屋の新谷君や平木さんと (昨日は、途中から参加の宮本さんと田辺さんも合流し)、 昔の思い出や最近の状況などゆっくりと話をすることが出来たのは、 これも合宿形式ならではの楽しみではないかと思います。
とりあえずまだまだハイテンションですが、 明日と明後日は、片平キャンパスでの代数的組合せ論シンポジウム。 緊張の糸が切れて体調を崩さないように早めにクールダウンをしなければ。 実は、明日、初めて片平キャンパスに行きます。 迷わなければ良いのですが。

「星野仙一デー」(2014年6月13日)
今日は、午前中に2コマの授業をし、 午後は日曜日からの夏の学校の準備をしました。 講師の方から提出いただいたスライドの印刷に手間取り、 思った以上に時間が掛かってしまいました。 夕方は、楽天イーグルスの試合に家族で。 昨日の雨で試合が中止となり振り替えということもあり、 星野仙一デーということでどの席も一人1001円。 なかなかネットがつながらずに苦労しましたが、 バックネット裏のこんなに良い席で見ることが出来ました。
さらに、試合も、前半は1点ずつの点の取り合い、 後半に引き離して8−2での勝利。 もっとも楽しい勝ち方の一つではないかと思います。 外野席でしか見たことのない子供達は、 回数が少なくても良いから内野席が良いと言ってました。 帰りに家の近所のコンビニに寄ったところ、 同じく試合を見たと思われる家族と遭遇して、 どちらからともなく自然と試合の話に。 そんな光景も微笑ましいです。 来週は夏の学校とシンポジウムです。

「応用数学連携フォーラム」(2014年6月6日)
応用数学連携フォーラムの第42回ワークショップが6月16日に開催されます。 講師は、 百武徹氏(横浜国立大学)と長山雅晴氏(北海道大学)のお二方で、 タイトルは 「微小血管における人工赤血球の酸素運搬過程に関する研究」と 「表皮構造の数理モデル」です。 15日からは夏の学校で不在で、 高校の同級生の長山さんに会えないのは残念です。 面白い話をしてくれると思いますので、興味のある方は、 是非ともご参加を。
15日からは、 代数的組合せ論の「夏の学校2014」と第31回シンポジウムです。 夏の学校の準備を主に担当しているのですが、 何とか最終段階まで到達して、少しだけ安心しているところです。 来週は他の業務とも重なって余裕がない1週間となりそうですが、 参加していただく方に気持ちよく参加して貰えるように、 準備をしたいと思っているところです。
どうも不思議なことに、 忙しいときに限って色々とやりたいことが見つかって、 時間と計算機が足りない状態です。 最後にどうでも良い話を。 今日、久々にエレキギターを弾こうかと思ったのですが、 アンプの電源コードが見つかりませんでした。 そういえば、仙台に来てから一度も弾いてなかったことに気付きました。 引っ越しのときに行方不明になってしまった様子です。 もう見つからないような気がしてなりません。

「家庭菜園」(2014年6月1日)
子供達のことも考えて、山形のときと同様に、 ここ仙台でも一軒家を借りています。 山形のときは、大家さんと一緒の敷地で、 さらに大家さんが農業もしていたこともあり、 敷地内で家庭菜園を楽しませて貰っていました (ほとんど大家さんが世話をしていたのですが・・・)。 気候も良くなって来たので、 ここでも家庭菜園をしてみようということになり、 まずは、苺、トウモロコシ、枝豆を植えてみました。 何とか、収穫出来ると良いのですが。 次は、子供達が苦手な野菜も育てて、 育てることと収穫の楽しみを通して野菜嫌いから脱するきっかけになればと思っています。 山形のときも重宝したのですが、 実は、飼育しているカブトムシの幼虫のフンが良い肥料になるので、 一石二鳥です。
今日は、家族で楽天イーグルスの試合を見に行き、 先週の運動会に引き続き、またまた日焼けをしてしまいました。 試合は、残念ながら1−4で負けてしまいましたが、 8回裏のノーアウト満塁のチャンスでは球場も最大級の盛り上がりもあり、 悔しい中でもなかなか楽しめたと思います。 最近は、TV中継も見たりと、すっかり家族で楽天ファンになりつつあります。 今日は、人生で初めてホームランボールを目の前で見ました。 6回の広島のロサリオのホームラン、 トイレから自分の(外野)席に戻る途中の通路のところでした。 数メートルのところにボールが飛んできて、 その先のソーセージの屋台近くまで飛び 屋台に並んでいるお客さんがボールを拾いました。 拾ってみたかった・・・。
春以降、気候もよくなって週末は色々なところに出掛けることが多くなり、 週末に研究室に行くこともなくなって、 確実に研究時間が減っているように思います。 子供達と一緒に遊べる時期は人生の中でもそれほど長くはないと思うので、 しばらくは今の生活を優先させても良いかなとも思っています。

「言い訳は進歩の敵である」(2014年5月25日)
今日、プロ野球解説者である宮本慎也氏の著書 「意識力」の紹介記事を目にする機会がありました。 そこに書かれたあった印象的な言葉が 「失敗したときには、言い訳をせずに失敗を認める。 失敗を認めるから、反省して次に進める。 言い訳がうまくいって逃れることができたら、また同じことをするだろう。」と。 当たり前のことではありますが、改めて自分のものにしたいと思い、 さらに、学生への対応のときにもこの言葉を伝えられればと思っています。 スポーツを真剣にやっている中から得られることで色々と役立つことが多く、 実際、自分も院生の頃までバスケットを真剣にやった中で学んだことが今でも役立っていると感じることが(かなり)あります。 ちょうど昨日は運動会でしたが、 自分の子供達にも、どの種目でも構わないので、 真剣にスポーツをして貰いたいと心から願っています。

「放たれる/Mr.Children」(2014年5月24日)
今日は、子供達の運動会でした。 小学校の運動会と書きそうになりましたが、 正しくは、小学校の校区の運動会です。 ここの校区では、 小学校独自の運動会はなく校区の運動会と開催している様子で、 紅組と白組に分かれてというのではなく校区の中を7地区に分けて、 地区単位で競争するというものでした。 校区の運動会なので、子供の種目だけでなく、 家族の方が主ではありますが一般の方も含めての種目も半分程度ありました。 (子供としても親としても今までに経験がなく) 初めての経験でしたが、小学校の運動会とは違った味もあり、 面白かったです。 (体型的に有利な)玉入れと綱引きに参加しましたが、 どちらも負けてしまい、来年のリベンジを強く誓ったところです。 天気が良く、腕と顔が真っ赤に日焼けしてしまい、 あと、軽く腕の筋肉痛も。 準備体操として全員でやったラジオ体操。 何十年ぶりにやったのだろうか。
お手伝い程度の貢献しか出来ませんでしたが、 組織委員をさせて貰っていました日本大学で開催の国際会議 「Japan Conference on Graph Theory and Combinatorics」 が無事に終了しました。 まずは、4月、5月にお世話をさせて貰うイベントが終わりました。 次は、来月のイベントの準備をミスなく進めたいと思います。 研究の方は、先週、新谷さんとの共著の論文を投稿することが出来ました。 3月に来て貰った際に議論したことを基に計算を進めて、 その後はスムーズにやりたかったことまで到達することが出来ました。 はっきりとは忘れてしまいましたが、 少なくとも5年以上は前から、 いつかは取り組みたいと思っていた問題を片付けることが出来たので、 一安心です。
Mr.Children の新曲「放たれる」が本日配信開始となりました。 久々の音源です。ミスチルらしい柔らかいバラードに仕上がっています。 ファンクラブの会報によればアルバムの制作をしているとのことなので、 早く聴けるのを楽しみにしています。

「寝癖/クリープハイプ」(2014年5月9日)
久々に音楽の話題を。クリープハイプのシングルCD「寝癖」が発売されました。 今、一押しの若手ロックバンド。 カップリングの「ねがいり」がお気に入り。 これこそ、ロックバラードという感じの曲です。 クリープハイプのバラードは心地良い曲が多い。 少し前から気にしている存在ですが、もう、十分メジャーになったでしょうか。 今後の活躍を願っています。
準備を進めている「夏の学校2014」ですが、 参加登録の締め切りまで1週間となりました。 現時点で30名弱の申し込みがありますので、 参加定員まで残り20名ほどになりました。 代数的組合せ論の夏の学校は、 過去に1994年、1999年に2回開催されていて、 今回は15年ぶりの開催となります。 前回、前々回の規模には及びませんが、 このような機会はそれほどあるとは思えないので、 たくさんの方に参加して貰えればと願っているところです。 特に院生などの若手の人たちには新しい出会いの場にもなるかと思うので、 積極的に参加して欲しいです。 松山で行った20年前の夏の学校、当時はD1だったのですが、 少し上の先輩や同年代を中心として、 たくさんの方との楽しい思い出が今でも蘇って来ます。 夜を中心にして、講義のない時間では、 研究のことだけではなく、 下らないことも含めて色々なことをしました。
本日、金曜日は授業の日ですが、 ここ仙台も心地よい気候になってきましたので、授業も快適です。 今期は楽しく授業が出来ています(環境に慣れたせいかも)。 M1のゼミも本格的になって来ています。 今日のゼミでは、修論のネタになりそうな問題を2つ紹介しました。 提案する問題に食いついて来てくれることを願っています。 明日は、 山形にいたときには必ず2日以上は出かけていた「植木市」に行く予定です。 植木だけなく子供達が喜びそうな屋台が軒を連ねます。 久々に、知り合いとの再会もあるかもしれません。

「楽天イーグルスの試合(2連戦)」(2014年5月4日)
子供達は昨日がよほど楽しかったのか、 動物園に行く予定が、当日券を買って、 まさかの2日連続で楽天イーグルス戦に。 今日は、残念ながらヒットが3本しか出ずに、 0−1で負けてしまいましたが、終盤に盛り上がりもあり内容は満足出来るものでした。 終了後に家族向けのサービスとしてグランドの開放もありました。 日頃は決して入ることの出来ない空間とそこからの景色に、 興奮している親が私を含めて少なくなかったと思います。 子供達にはダイヤモンドを1周したり、ピッチング練習が出来たりという、 楽しいサービスがありました。たった2日しか球場には行ったことがありませんが、 家族連れや女性が観に来ている姿が多く、 地元に愛される球団を目指している雰囲気を感じました。 家族全員、楽天イーグルスファンになりつつあります。 そう言えば、プロ野球球団の地元に住むのは初めての経験なので、 もっともっとファンになりたいと思っているところです。


「楽天イーグルスの試合」(2014年5月3日)
ゴールデンウィーク後半に突入です。 今日は、子供達のリクエストで、楽天イーグルスの試合を家族で見に行って来ました。 子供達にとって、初めてのプロ野球の試合でしたが、 思った以上に楽しかったみたいです。 この球場は鳴り物での応援がないので、 キャッチングやバッティングの音が観客席まで届き、 集中して野球そのものを楽しめることが出来ました。 観客全体が拍手などで応援している感じも良かったです。 試合は、6−1で終盤を迎え楽勝ムードかと思っていましたが、 6−5まで追いつかれましたが、何とか勝利。 結果的にはハラハラドキドキの楽しい展開になりました。 また、応援に行ってみようと思います。
明日は、近くの八木山動物公園に歩いて行く予定。 ゴールデンウィーク中は、 駐車場への入庫待ちの車の列が自宅近くまで数キロは続くということです。 仙台駅などからのシャトルバスが運行されるため、 大学への道路が午前中は通行止めになるので、 ゴールデンウィーク中は研究室に行くことはなさそうです。
1本の論文が完成間近で、ゴールデンウィーク明けには投稿出来そうです。 これは、東北大に異動した後に始めた研究の中で最初に完成したもので、 前に進めていることに一安心です。

「さきがけ同窓会」(2014年4月26日)
今年度の代数的組合せ論のシンポジウムは、 「夏の学校2014」を併せて開催することになっており、 どちらも世話人をしています。 この夏の学校は、アソシエーションスキームを主題とした合宿形式の研究会で、 入門講義から最先端の話題までを扱い、 大学院生・非専門家が幅広く学べる機会にしたいと、世話人一同、考えております。 特に、符号、デザインなどの他の分野との関連も強調する予定です。 若手からベテランまでたくさんの皆様の参加をお待ちしております。 本日から夏の学校の参加登録が始まりましたので、 参加希望の方はお早めに申込をしていただくようによろしくお願いします。 参加定員50名、参加登録締切は5月16日16時です。
先週末、幹事をしていた JST数学領域のさきがけ研究者の「懇話会・意見交換会」が無事に終了しました。 この会は、JSTの公式なサポートで開催される、平たく言えば同窓会です。 久々にさきがけのメンバーに会うことが出来、たくさんの刺激とともに、 楽しい時間を過ごすことが出来ました。 幹事として良い会になったことを確信しており、 参加していただいた研究総括、アドバイザーの先生を始め、 参加者の皆さんに感謝します。 今回は、JSTが法人会員になっているホテルを会場にしたこともあってか、 ホテルの対応も抜群で想定した以上に良い滞在となりました。
この同窓会の準備と終了後の手続きなどもあって、忙しかったこともあり、 久々の更新となりました。

「お花見」(2014年4月13日)
仙台での初めての花見に家族で行って来ました。 どこに行くのが良いのか良く分からなかったので有名どころの榴岡公園へ。 桜も立派でしたが、人の多さにビックリしました。 近くにあったプロ野球の楽天イーグルの本拠地へも。 今年は、一度、観に行ってみようかと話をしているところです (チケットが簡単に取れるのか分からないのですが)。 そう言えば、 昨年の引っ越し直後はちょうど日本シリーズのシーズンだったので気付かなかったのですが、 仙台では楽天の試合の(ローカル)TV中継が結構あることに少々驚いています。
イベントの準備を幾つか抱えていて、ちょうど新学期の忙しさと重なってしまい、 少々、仕事に追いかけられている雰囲気です。 前回、準備に追われていると書いた授業の準備ですが、 今期の授業担当は、線形代数(行列)と離散数学なので、 授業中の展開まで含めて楽しく準備をしています。 そう言えば、今年度は、人生で初めての2コマ連続の授業を行っています。 無駄なエネルギーを使わないようにしているのが、意外に良い感じです。

「Mathematics of Computation」(2014年4月8日)
本日から、授業とゼミが始まりました。 昔に比べて実質的に新学期が始まるのが早くなったので、 授業の準備に追われています。 昨年度の後期は、 授業の準備に十分な時間を取ることが出来ずに反省しているところで、 今期はエネルギーを注いでやりたいと思っています。 ゼミは、新M1として伊藤浩貴君、齋藤憲君を迎えました。 彼らは昨年度の前期、山形大学で4年次のゼミを担当した学生です。 わざわざこちらに来てくれましたので、 2年間、充実した大学院での生活が出来るようにバックアップしたいと思います。
アメリカ数学会の雑誌「Mathematics of Computation」に論文を出版することが出来ました。 掲載決定は2012年の8月、出版まで19ヶ月余りが掛かりました、 長かったです。
4月は異動の時期ですが、今年は例年になくたくさんの報告が届いています。 安部さん、奥田さん、澤さん、平尾さん、新天地でも頑張って下さい。 くれぐれも体調管理には十分お気を付け下さい。
先日、仙台駅に北陸新幹線の車両が止っていました。 利府にある新幹線車両センターへ向かっている途中でしょうか。 珍しかったので写真を撮りました。

「新年度」(2014年4月2日)
新年度が始まりました。明日は入学式で、 原田研究室も東北大学での初めての新入生を迎える予定です。 こちらに来てまだ半年なので、 色々な事務手続きなどが初めてで、ミスがないようにと思っているところです。
さて、科研費の結果ですが、挑戦的萌芽研究は採択していただきましたが、 もう一つ応募していた(規模が比較的大きな)課題は不採択でした。 今後の展開も再検討して、今年度、改めて挑戦したいと思っているところです。 まずは、手掛けている研究を仕上げることに集中します。

「久々の岡山」(2014年3月31日)
先週は、木村先生、弘前大の別宮さん、東北工大の森田さん、 高知大の大浦さんに来ていただき、 たくさんの研究打合せをさせて貰いました。 わざわざ来ていただいた皆さんに改めて感謝します。 その後、週末に法事があったので、 明日までは休暇を取り久々に岡山の実家に戻っていて、 今日は子供たちを連れて後楽園に。
昔、自分が出掛けたところに、 子供たちと一緒に家族で行けるのは何となく幸せな嬉しい気持ち。 明日、仙台に戻ります。 明日は、科研費の採択結果が分かるのではないかと思いますが、 さてどうなっているか。

「ビジター」(2014年3月21日)
ここ仙台でも昨日の午後から雪が降って積もっています。 水分を多く含む雪で、春の近さも感じることが出来ますが、 この時期の積雪に驚いています。
さて、今日は祝日でしたが、静岡大の新谷さんに朝から来ていただき、 幾つかの問題について、相談することが出来ました。 近いうちに何らかの形になることを願っているところです。 来週も、引き続き何名かの方に来ていただくことになっています。 体調が万全ではないのですが、色々と相談が出来ればと思って、 楽しみにしているところです。

「あれから3年」(2014年3月11日)
3年の月日が流れました。 山形に居たとき以上に震災のニュースに接する機会も多く、 ときには胸が痛むこともありますが、 出来ることをやりながら一歩ずつの復興を見守って行きたいと思っているところです。 今でもあの日の夜、 街の灯りが一斉に消え、星が綺麗だったことが強く印象に残っています。
ここのキャンパスでは受験生を見掛けないので、実感がないのですが、 明日は後期日程の入試。 受験する全ての学生が、持っている力を発揮して貰えればと願っています。 そう言えば、3年前、 次の日の後期日程の入試の準備のために部屋を出ようとしたところでした。

「数学会・評議員(東北支部選出)」(2014年3月9日)
2014年度の日本数学会の東北支部選出の全国区代議員(評議員) をさせていただくことになりました。 大きな仕事の一つは支部会の開催で、 2015年の2月14日に東北大学・情報科学研究科で開催予定です。 東北支部の数学会会員の皆様、1年間、どうぞ、よろしくお願いします。 数学会のお仕事をさせて貰うのは今回が初めてで、非常に光栄に思っております。
京都大・数理研と神戸学院大の研究集会に参加して来ました。 特に神戸学院大での集会は、伊藤達郎さん(金沢大)と末竹千博さん(大分大) のご退職のお祝いをする主旨でしたので、 全てがお二人に関係の深い講演で、 今まで知らなかったお二人の思い出話も聞くことが出来、楽しい1日となりました。 お二人とも定年退職は一つの区切りで研究者として頑張っていくとのことでした。
ここで、平木彰さん(大阪教育大)の話を。 今回の講演の中で最も印象的だったのが、平木さんの講演でした。 平木さんは距離正則グラフ一筋の職人であり、 彼が今まで行って来たことの要点を非常に分かりやすくまとめて話をしました。 平木さんとは院生の頃からの付き合いで、 院生の頃から分かりやすい講演を心がけている姿を見てきましたが、 今回は「講演とは何か」の一つの答えを示すものだったと感じています (ちょっと褒めすぎかもしれません)。 本人もいつかこういった話がしたかったと言ってましたので、 ずっと温めていた内容だったのかもしれません。 平木さんは、 院生の頃から自分達の世代を引っ張って前を歩いてくれていた兄貴分みたいな存在で、 最近は、忙しくなり研究集会などで会う機会も減ってきていますが、 これからもこの分野を引っ張って行って貰いたいと改めて思ったところです。 代数的組合せ論「夏の学校2014」を6月に開催することを数理研の集会でも告知しましたが、 その夏の学校で距離正則グラフの入門講義をしてくれる予定です。 来年度、東北大の組合せ論セミナーでも講演をしてくれることになりました(時期未定)。
2月後半から忙しい日が続いたのが原因だと思いますが、 体調を崩してしまいました。 こっちに来て5ヶ月と少し、自然に力が入りすぎていた感じもします。 少しペースダウンします。

「ニホンジン」(2014年2月24日)
先週、たまたま出掛けたアウトレットパークで、 プロモーションのためのミニライブをしていた「ニホンジン」 という3人組のバンドを見掛けました。 今まで全く知らなかったのですが、 そこで販売していたCDを購入して、 東北大学の学生3名(1名は卒業生?)のバンドだったことが判明。 ショッピングモールなんかで若手がプロモでミニライブをしているのに遭遇すると、 結構、真面目に聴いて、光るところがあれば、 羽ばたいてくれることを信じてその場でCD買っています。 「ニホンジン」、思った以上に気に入っています!
既にお知らせしています通り、 5月に日本大学にて開催される国際会議 「Japan Conference on Graph Theory and Combinatorics」の講演申込の締切が3月15日になっています。 たくさんの方に講演していただければと思います。
近況報告としては、 4月、5月(上に書いた国際会議)、 6月に開催するイベントのお世話をしていて、 現在、その準備を進めているところです。 研究は楽しい題材が幾つかあり、じっくりと進めたいと思っているところです。 このページを更新する時間がなかなか取れないほど充実しています (=忙しくしています)。

「数学会東北支部会&応用数学連携フォーラム」(2014年2月6日)
2月20日に 応用数学連携フォーラムで講演を行います。 11月に大談話会で非専門家向けの話をしましたので、 今回は、それとは違った視点で非専門家向けの話を準備しています。 特に、今回は、上智大の渋谷さんとのペアで符号理論のお話をさせて貰います。 符号の部分を私が、復号の部分を渋谷さんにお話いただく予定です。 面白いワークショップになればと願っております。
以前にここでも紹介しましたが、 2月15日開催の数学会の東北支部会が開催のプログラムが公開 されました。 こちら でご確認下さい。島倉さんが特別講演をされますので、 興味のある方はご参加下さい。 東北支部の次期の評議員をさせていただく予定になっていて、 来年は支部会を担当することになりそうなので、 参加しておこうと思います。
3月7日に神戸学院大で「代数的組合せ論ミニ集会」 が開催されるとのことです (プログラム)。 懇親会は、金沢大の伊藤達郎さんと 大分大の末竹千博さんのご退職のお祝いを兼ねるということですので、 こちらも参加して、 少しでもお祝いの気持ちが伝えられればと思っています。 伊藤達郎さんとは、直接研究内容が重なることはありませんでしたが、 (特に30代になってからだと思いますが) 研究について、特にその取り組み方について (時には厳しさも感じましたが)、 色々なことを教えていただきました。 今でもたくさんの教えて貰ったことをはっきりと覚えています。
本日から金沢です。金沢に来たら必ず行く (ちょっと豪華な回転)寿司屋で、 カニと白エビをいっぱい食べてちょっと満足です。 明日は、金沢大の山田美枝子さんのご退職のお祝いの会です。

「改正労働契約法:特例」(2014年1月26日)
任期付きポストでも5年働けば安定的な雇用に転換できるようにした改正労働契約法。 昨年末、研究職に限っては特例として任期を10年に延ばすことになったということが、 先週の朝日新聞に大きく取り上げられていました。 この「5年」を意識してすでに公募された任期付きのポストも含めて、 今後、少しでも好転することを願うばかりです。
下の記事で書いた野鳥の餌台。 今日、初めて置いていたリンゴがなくなっていました。 1/4に切って置いていたものが丸ごと数個なくなっていたので、 想定していた野鳥ではなさそうな雰囲気です。カラスでしょうか。 もう少し様子を見てみます。
授業も大詰めです。東北大で初めての試験を実施し、採点も終わりました。 いつも通りの業務ではあるのですが、山形大との違いもあり、 いつもよりは問い合わせをしながらの作業となりました。 授業の関係で、大浦さん主催の高知大での集会に参加出来なかったのは残念でした。 来週からはここでのイベントおよび出張が続いているので、 体調を崩さないようにしなければ。

「野鳥の餌台」(2014年1月19日)
冬の山形では、雪で色々な生活での制限があったのですが、 仙台では冬のこの時期も天気が良い日が多く、 (気温の低下以外では)全く冬を感じさせない不自由ない生活が出来ています。 そんなこともあり、 子供達から野鳥の餌台を置きたいというリクエストがあり、 早速ホームセンターで木の切り端を買ってきて(制作費は150円)餌台を作って、 庭の木の間に置いてみました。
近所の庭で野鳥が鳴いている状況なので、 我が家にも来てくれるかもしれないと思っていますが、 人生で初めての経験で、 野鳥が気付いてくれるのか、かなり不安です。 良いコツなどありましたら、是非、教えて下さい。

「シュタイナーシステムの存在」(2014年1月17日)
昨日、同僚の田中さんより、 シュタイナーシステム S(t,k,v) の存在の必要条件であるパラメータに関する整数条件が、 十分大きな v については、十分条件にもなることを示した preprint を教えて貰いました。 同僚ならではのことだと思いますので、一緒にいられることに感謝しています。 デザイン理論においては、最近、 有限体上のデザインの存在についても進展があり、 古典的な問題が(全く新しい手法で)徐々に解かれていて、 今後も楽しくなりそうな雰囲気です。
昨日は、愛知教育大の野崎さんが組合せ論セミナーで講演をされました。 背景、動機を丁寧に話してくれたので、 やりたかったことが非常に分かりやすかったです。 組合せ論セミナーに限らず、 ここにいるだけでたくさんの興味ある講演に接することが出来ます。 色々な方の講演に接することで、講演内容だけでなく、 講演方法についても学ぶべきことがあることを実感します。

「日本数学会東北支部会」(2014年1月11日)
今年度の日本数学会東北支部会が2月15日(土)に宮城教育大学 にて開催され、島倉さんが「頂点作用素代数とモンスター」 というタイトルで特別講演をします。 詳しいことは こちら でご確認下さい。
以前、こちらでも紹介しました Duursma 氏の高知大滞在に関連した研究集会(1月24日(金)、25日(土)) のプログラムがアップされました。 詳しいことは こちら でご確認下さい。

「今年もよろしくお願いします」(2014年1月4日)
仙台での初めてのお正月。 仙台城趾内にある神社に初詣に出掛けたり、 仙台名物の初売りに出掛けたり、 またまた塩釜にお寿司を食べに出掛けたりで、正月三が日を過ごし、 本日、今年初めて、研究室に来ました。 幾つかあった冬休みにしなければいけない仕事を大体自宅で仕上げたので、 印刷をして最終確認をしました。 2月に2件の講演予定があるので、必要な資料を印刷するなど、 準備を開始しました。 あとは、計算だけして放置していた結果があるので、 最終的に投稿するかどうかは後で決めることにして、 ひとまず原稿にまとめる作業を始めることにしました。 昔に比べて原稿にまとめる作業が遅くなってしまっていることを反省しつつ、 早めの作業完成を目指さなければとおもっているところです。
夕方、同僚の島倉さんが研究室に寄ってくれて、 正月早々驚くべき結果が書かれた preprint を紹介してくれました。 お蔭で早い段階でこの preprint の存在を把握することが出来ました。 同僚ならではのことだと思いますので、心から感謝しています。
こんな感じで今年の本格的な始動となりました。 今年1年、肩肘張らずにいつも通りの1年にしたいと思っています。 今年もどうぞよろしくお願いします。

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