ひとりごと(2024)


このページではそのときに思っていることを書いたりしたいと思います。 備忘録も兼ねています。

「Hadi Kharaghani の80歳のお祝い」
2024年最後の論文となる論文が本日出版されました。 お世話になっている Hadi Kharaghani の80歳のお祝いの論文とさせて貰っていますので、たくさんの方に読んで貰えると嬉しいです。 2024年の記載のある論文が8編となりました。 出版時期は雑誌によって差があるので運もありますが、8編の論文を出版出来たことを嬉しく思います。単著もありますが、ほとんどが共著ですし、多くは静岡大の新谷さんとの共同研究です。継続して共同研究をして貰っていることに改めて感謝です。
(2024年 12月 28日 土曜日 22:53)

「宋家豪選手」
昨日、熱烈応援をしている楽天イーグルスの宋家豪選手が台湾に帰国するということで、 仙台空港にお見送りに行って来ました。 いつもサインをしてくれたりプレゼントをくれたりとファンサービスをしてくれているので、本当に感謝しています。益々の活躍を願っています。
娘さんに渡したクリスマスプレゼントの絵本を凄く気に入ってくれたので嬉しかったです。
(2024年 12月 24日 火曜日 10:39)

「中間テスト」
東北大では1年生向けの線形代数か微分積分を担当することが多いのですが、今期、東北大に来てから初めて中間テストを実施しました。 コロナ前は、毎時間、終わりに小テストを実施、コロナ以降は5回小テストを実施してきました。今年度の前期、後半に学生さんが(忙しくて?)失速した感が強かったので、それを避けるために、小テストは実施せずに、範囲を半分に分けて中間と期末テストで成績判定をすることに。 講義はオンラインだったので(放任されていて)準備不足を心配していましたが、その心配はなさそうで、安心しました。今回の結果をみて、来年度以降のスタイルを決めたいと思っています。
(2024年 12月 10日 火曜日 19:11)

「IEEE Transactions on Information Theory」
IEEE Transactions on Information Theoryに論文が掲載されることが決まりました。 情報系だけでなく数学的な符号理論の論文を掲載する専門誌の中で一番良いと思われるのが「IEEE Transactions on Information Theory」。 5年に1編は掲載することを目標にしています。 直近だと2020年、2015年、2011年、2010年に論文が掲載されているので、なんとか、これからも5年に1編のペースでこの雑誌に掲載される研究をし続けていきたいと思っています。
(2024年 10月 24日 木曜日 19:36)

「谷地村さんのさきがけ採択」
数理科学共創社会センターの助教で数学教室を兼務している谷地村敏明さんの研究課題が2024年度戦略的創造研究推進事業(さきがけ)の新規研究課題に採択されました。おめでとうございます!
(2024年 9月 18日 水曜日 13:51)

「新型コロナウイルスからの復活」
大袈裟のようではありますが、長引いてしまい、今週になってやっと通常の生活が出来るようになりました。発症から3週間です。 3週間、何も出来なかった訳ではありませんが、貴重な時間を浪費してしまった感じで、マスクなどをして自己防衛をしないといけないことを改めて実感。
早めに準備をして授業動画などをアップすると伝えていた後期の授業の準備が出来ていないので、集中して準備をしないといけません。
(2024年 9月 13日 金曜日 19:12)

「新型コロナウイルス」
新型コロナウイルスに感染してしまいました。20日の深夜に発熱し、21日の朝、診断の結果感染が判明。主な症状を24時間短縮出来るという治療薬「ゾコーバ」も処方して貰いました。38度近い発熱は1日ちょっとで収まりましたが、丸1日何も食べられずという状態で、つらい数日を過ごしました。 振り返れば、夏になる少し前ごろから(暑かったのでマスク着用を)油断していたのは確かです。 高校3年生の息子にはうつりませんでしたが、妻にはうつしてしまったので申し訳なかったです。 当たり前ではありますが、マスク着用を改めて感じたところです。皆様もお気を付けください。
(2024年 8月 30日 金曜日 14:17)

「定期健康診断の結果・・・」
今年度の定期健康診断の結果の通知書が届きません。 数学教室内で配布するときに誤配布が発生したのか、研究科内で配布するときに誤配布が発生したのか、それとも他の何かが起きたのか。 個人情報の塊りで、第三者が目にしていると思うのと・・・。 親展扱いの書類の配布方法を検討して貰わないといけないかもしれません。
(2024年 8月 14日 水曜日 14:17)

「学生からの質問」
全学教育の解析学Aを受講している工学部の1年生から、高校時代に先生と取り組んだ問題があるので、聞いて欲しいとの申し出が。 申し出自体は学期初めにあったのですが、(公平性から)授業以外でのやり取りを避けることで授業が終わるまで待って貰って、昨日、話を聞くことに。 一言で書くとある種のディオファントス方程式の解についての予想なのですが、もし反例が見つかればあの有名なビール予想の反例にもなるので、正しいと思われるものでした。 話を聞くと、幾つかの場合分けで証明の完成を目指しているのですが、最後の1つの場合だけまだ証明が出来ていないものでした。 何とか完成に導きたいものですが、力不足ですぐには証明は思いつかず。 工学部の学生さんですが、こうやって数学に取り組んでいる姿には感心を。
(2024年 8月 6日 火曜日 14:02)

「レフリーレポートが・・・」
先日、提出していた revision へのレフリーレポートが届きました。 「コメントが採用されているのでOK」という主旨の短いコメントだったのですが、何か違和感。 1ヶ月ほど前に、ある論文の revision への自分のレフリーレポートの文章と全く同じだったんです。 上の主旨の文章ならば同じになることだってあり得るだろうと思われるかもしれないのですが、お恥ずかしい話ではありますが、急いで焦ってレポートを提出したために、たった1つの文章なのに、簡単な英語のミスが2つもあるものをそのまま提出してしまったんです。ミスがあったとしてもそこが一致することはないだろうというものなので、誰がレフリーだったかが分かってしまいました。
(2024年 8月 2日 金曜日 14:55)

「テストの回数」
ここ数年(コロナになってから)は、1年生の授業(全学教育)では、半期に5回の小テスト実施しています。 年度によって異なりますが、大体、解答時間は20分から30分、問題数は3問程度で、A4用紙両面を解答欄にするぐらいの分量です。80名から90名なので、毎回、採点に大体2、3時間ぐらい掛かっています。 持ち込み可にするか、持ち込み不可にするかは、メリットとデメリットを説明して学生さんの多数決で決めているのですが、大体は持ち込み不可になって、そうすると、期末テストも持ち込み不可なので、差別化が出来ないのが悩みです。あと、採点の労力も少し気になっているところです。
後期は、小テストを5回と期末テストをする代わりに、中間テストと期末テストにすることを検討しているところです。 前期も担当しているクラスなので、早速、学生さんにもアンケートを取っているところで、今のところ、「今のまま」と「中間と期末」はほぼ同数になっています。 「中間と期末」が多ければそっちにしようかと(作題、採点も少しは楽になりそうなので)。
(2024年 7月 24日 水曜日 17:05)

「やっと論文が出版されました」
タイトルの通りなのですが、やっと論文が出版されました。 2022年9月に掲載が決まり、10月にはオンライン掲載されていた論文ですが、正式な(年、号、ページ数が記載された)出版は2024年7月。 オンラインで掲載されてはいましたが、ここまで待ったのは初めてかも。
(2024年 7月 13日 土曜日 15:38)

「小テストの感想」
工学部の1年生向けの微積分の授業ですが、範囲を区切って5回の小テストを実施しています。 4回が済んだので感想を求めたところ、こちらの意図を理解してくれている感想が幾つもあって、いつも感心させられます:
1.定義を理解した上で活用することが求められる、大学生へのテストとしてふさわしい問題だと感じました。
2.定義をしっかり復習するようになったので、定義の問題があるのはとてもありがたいです。難易度も公開された動画や問題をやっていればできて、ちょうどいいと感じます。
3.難易度は、しっかり勉強してる人にとっては解きやすい、テストして最適なものであると感じました。持ち込みがないことでしっかり定義を覚えたり、重要なとこを覚えようとする意識をもつことができるので、今後も持ち込みなしで実施するのが有効だと思います。また、大学以降の関数が出題されることで、学生の大学での学びの評価が適切にできるようになっていると感じました。
4.勉強した分だけ公平に点が取れるようになっていると感じました。すぐにテストの問題と解説がクラスルームで共有されるため、すぐ復習することができ、有り難いです。
(2024年 6月 26日 水曜日 14:23)

「小関健太さんが Hall メダル受賞」
横浜国立大の小関健太さんがInstitute of Combinatorics and its Applications より 2023 年の Hall メダルを受賞されました。 おめでとうございます! 詳細は こちらをご覧ください。
(2024年 6月 25日 火曜日 16:38)

「円安の影響」
世の中では円安の影響を色々と受けているとは思うのですが、研究費として初めて円安が直撃しそうです。 ソフトウェアの Magma の更新を今年中にしなければいけないのですが、 見積もりを依頼したところ、アメリカドルでの支払いになるので円に換算すると3年前とは2倍近い価格になりそうです(1台のコア数の関係で Magma 自体の価格も上がったので)。 この費用を捻出しなければいけません。困りました・・・。
(2024年 6月 10日 月曜日 15:50)

「労働安全衛生法に基づく労働時間の状況の記録」
労働安全衛生法に基づく労働時間の状況の記録というのを毎月提出しているのですが、今年度から、テレワークに関する記述が明確化されて、テレワークした場合には「テレワーク(終日)」、「テレワーク(一部 )」のどちらなのかを明記することになりました。 テレワーク(終日)の場合は大学に行かずに家で仕事をしていたということで分かりやすいのですが、テレワーク(一部)に該当しないのはどういうときかと事務に尋ねたところ、家で全く仕事をしなかった日は該当しないということでした。 意図的に家で仕事をしないと決める日(1年に1、2日ぐらい?)以外はすべてテレワーク(一部)になりそうです・・・。
(2024年 6月 5日 水曜日 12:02)

「Guest Editor のお誘い」
MDPI から出版されているオープンアクセスのジャーナル「Entropy」からSpecial IssueのGuest Editor のお誘いが。 タイトルは「Coding Theory : Algorithms, Architectures, and Applications」だったので、闇雲に声をかけているわけではないと思い、少しだけ考えてみることにしたのですが、MDPI を検索するとハゲタカジャーナルというページがたくさん出て来たので、やめることに。
論文を読む方が経費を負担するのか、論文を出す方が経費を負担するのか、判断は難しいところで、オープンアクセスも一理ありだと思っていますが、article processing charge が高い(ハゲタカではない)ジャーナルが増えて来たように思っていて、ちょっと心配。 たまたまかもしれませんが、非常に APC が高いジャーナルから続けてレフリーを依頼されて、このジャーナルには自分は出せないなと思った次第です。
(2024年 5月 9日 木曜日 16:42)

「ファイル操作ミス」
単純なファイル操作ミスでファイルの一部が見られないようになってしまいました。 ローカルファイルを改めてアップロードして対応したのですが、 もしご覧になったページで見られないものがあったりしたら教えて下さい。 完全な寝不足でボーっとして上の作業をしてしまい、確認を怠ってしまいました・・・。
(2024年 4月 12日 金曜日 15:48)

「数理科学共創社会センター・公募」
副センター長をしている数理科学共創社会センターでは助教、講師または准教授 (若干名)の公募をしています。詳細は こちらをご覧ください。 お近くの興味を持っていただける方にお知らせいただければ幸いです。
(2024年 4月 4日 木曜日 17:12)

「教員評価結果」
2023年度の教員評価の結果が届きました。
   研究 授業 論文指導 社会的活動 管理運営 外部資金獲得
2023  卓越   優秀   普通   普通   卓越   普通 
2022  卓越   優秀   普通   普通   優秀   普通 
2021  卓越   優秀   普通   普通   卓越   普通 
2020  卓越   優秀   普通   普通   卓越   優秀 
2019  優秀   優秀   普通   普通   優秀   普通 
比較のために2022~2019年度の結果も載せておきます。 管理運営は優秀から卓越に復活。忙しい1年でしたので、理解して貰い感謝。 研究について卓越を連続していただけたのは本当に嬉しくて励みになります。 評価段階は
      卓越   優秀 
 研究  上位20名  次上位20名 
 授業  上位15名  次上位20名 
管理運営・外部資金 上位10名  次上位10名 
です(教員数は100名弱です)。 研究で卓越を続けて貰えることを目標に頑張ります。
(2024年 4月 3日 水曜日 19:54)

「教室主任の業務引き継ぎ」
本日、教室主任の業務の引き継ぎを行いました。 少しだけ業務が残っていますが、来年度のことは来年度の教室主任がハンドリングするので、この時点で引き継ぎを。少し肩の荷がおりた気がします。 他の業務で先延ばしにしているものがあるので、急いでやらないといけない。 ネットワーク関係の専門知識がなくて、分からないことばかりで結構ツライ。
(2024年 3月 12日 火曜日 19:52)

「Congressus Numerantium の Associate Editors」
今日から Congressus Numerantium の Associate Editors のメンバーになりました。 今回は少し迷ったのですが、1970年発刊の組合せ論の専門誌であること、 これまでは研究集会の報告集の意味合いが強かったのですが、 2024年からは方針転換して通常の組合せ論の専門誌としての新たな門出ということで、お引き受けしました。 どのように展開されるか期待しているところで、それに貢献することを楽しみにしています。本当に近い分野の方が投稿できる雑誌になればと思っています。
(2024年 3月 7日 木曜日 20:25)

「Designs, Codes and Cryptography の Editorial Board メンバー」
今日から Designs, Codes and Cryptographyの Editorial Board メンバーに加わることになりました。 初めて書いた論文の投稿先であり出版先でもあり、またこれまでに30編近くの論文を出版している雑誌でもあるこの雑誌にこのような形で関わることが出来て光栄です。 一番、Editorial Board メンバーになりたかったと言っても過言ではありません。 今後、さらに周辺分野の方の投稿が増えることを願っています。
(2024年 2月 17日 土曜日 16:48)

「2月です」
今日、期末テストの答案返却と採点基準の説明をして、半期の授業が終わりました。 期末テストは学生さん達が頑張ったのか、どこが出るかのヤマが当たったのか、 問題が易しすぎたのか、どれかは分からないのですが、良い出来でした(満点もいるほど)。 前期も担当したクラスなので明らかに前期よりも良くなったような気がするので、学生さん達が頑張ったんだと思うようにします。
先日、今年初めての論文を投稿しました。1年ほど前に色々やっていたんですが、途中で頓挫していた内容で、年末年始の空き時間に再開させて投稿までたどり着きました。特に、今回は共同研究者からの声がけで始まったところもあるので、声をかけてくれたことに感謝です。今回、初めて共著論文を書かせてもらった方もいて共同研究者が増えました。 おかげで次のテーマも見つかり、時間を見つけて鋭意努力中です。
(2024年 2月 1日 木曜日 14:50)

「加齢による飛蚊症」
片目の調子が悪くなってしまったので眼科で検査をして貰ったところ、加齢による飛蚊症。治療法はないみたいで、慣れるまで我慢しないといけないとのこと。
(2024年 1月 19日 金曜日 19:49)

「准教授公募」
現在、東北大学大学院情報科学研究科数学教室では下記の公募を 行っていますので、興味を持っていただける方にお知らせいただければ幸いです。
 募集人員:准教授 1 名
 専門分野:広い意味での解析学、ただし応用研究の実績がある方 または理解の
      ある方
 着任時期:令和6年10月1日
 締  切:令和6年2月22日(木)15時
その他の詳細につきましては こちらに掲載されている情報をご覧ください。
(2024年 1月 14日 日曜日 10:25)

「当たり前だけど、楽しい!」
年末年始は久々にまとまった研究の時間が取れました。当たり前だけど、やはり楽しい! 偶然にも年末に1年ほど前に行っていた共同研究の原稿の第1版が出来たということで、追加の原稿書きから研究復帰。 本当にちょうど良いタイミングで、時間に余裕があったので、ストレスなく作業が出来たのは有難かった。 追加で色々と計算もして、特に、アソシエーション・スキームの計算を(まだ継続中)。 アソシエーション・スキームの研究レベルの計算は初めて行ったような気がします。 4月なればきっと業務も減るはずなので、今年はたくさん研究がしたい。
(2024年 1月 10日 水曜日 16:04)


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